INDEX Philosophical Deliberation about DEMOCRACY 『原子力発電についての考察』/ 『原子力発電依存という病』
『原子力発電依存という病』
1999/10/7
「JCOの臨界事故」を報道するアメリカのTV番組の中で「日本程原子力発電の依存度が高い国でこれほどお粗末な対応しかとれないのか」と驚かれているのが有った。


確かに、日本での発電の30%は原子力でまかなわれている。
原発肯定(推進)派の人たちの言い方で、『それだけ電力を使っているのだからしょうがないでは無いか』という言い方を良く聞く。『足が痒いのは水虫にかかっているのだから、しょうがないのでは無いか』と言うのに良くにている
彼等は大概、自分を現実的な人間で、原子力の事について良く知っている様な顔をしている。


こういう市民層を作る事が電力会社狙いである。
多くの金を使い、様々なメディアでくり返される宣伝がゆっくりと人々の体にしみ込んでくる
これは、放射能汚染より手におえない

まさに知らぬ間に彼等の道具にされているのだ。結構、良い人も多いから残念である


1)実際に30%もの高率で原子力が使われていると言う事実
2)上に書いたように批判的な意識で原発に関して情報に接する事が出来ない市民が多くいる事

この2点は日本の原子力状況の裏表である。この状況を『原子力発電依存という病』とよびたい

ではこの病を直す方法は無いのだろうか
この病は、水虫よりは少したちが悪いが、原子力の本質が癌以上に致死的な物なのだから直さなければならない

時間はかかるが直ると思う。そして、そのための努力は惜しんではいけない
この病の治療法は、病の本質を知るほかないのだ





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