1980年の終わりの頃に東京に住んでいて、僕は築地を知った。／1997年　僕の妻さんになる女性と東京に来てこの町で寿司をくった。／1999年10月ベーコンを作る材料の仕入れにこの町を訪ねた。
ひさしぶりの築地は相変わらず活気に溢れて、とても素敵だった。

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始めて築地の市場に足を踏み込んだのは30代になるかならないかの頃だった。
飢餓的ダイエットをはじめている頃で、痩せる事が人生目標でゴールだった時期である。
僕は、今ではずいぶん違った考え方をしている。
そんな意味でもいろいろな事を教えてもらった。

世の中には、『寿司喰い自慢』とでも言うべき病にかかった連中がいる
どこかの店で寿司を喰いながら何かというと、『どのそこの寿司が旨い旨い、ここでくっている寿司なんて握り飯に刺身のっけただけだ』という主旨の発言を平気でする連中である。

だいたい、お店でその店以外の店を誉めたりするのはあまり良い事ではない。
作っている人に対して失礼である。

そう言う連中と飯喰うのは最低なのだが喰うはめになる事が有る。
そんな時は「築地の場内の寿司屋も旨いけど、ここの寿司もけっこういけるなあ」なんてぽつりと言うと大体黙るから便利。

見るからに旨いよね。
寿司は本来大衆食なのだから、もっと気楽に喰いたいね。

写真は『場内：すし丸/一人前2,000円』

最近はTVなんかで紹介されてサッポロから喰いに来たりする人がいるそうだけどここのカツ丼は旨い。
汁が少なめなんだけど、たまねぎが良く煮えていて、卵のとじ具合が絶妙で凄いんだなあ。
いつも、家で再現しようと思うんだけど旨く行かない。

写真は『場内：豊ちゃん/一人前980円』

築地関係のリンクを集めています。

（有）高梨香辛店さん　 築地市場