コンパクトでない近況

2003/8/30
全ての犯罪は前衛的である。 ******************************** 池田小学校の子供達が殺された現場の写真をテレビで見たそうだが、アメリカがイラクでめちゃくちゃ殺している市民、子供達の写真は見る機会が無い。 これを情報操作と言う。
殺された小学生の親がマイクをもって話すシーンがNHK様で放送されたが、その指に光るダイヤの指輪は僕が500年働いても買う事は出来ない大きさだった。これは情報操作の失敗の例である。
******************************** 犯罪は社会が生む物である。このような悲劇をなくするには、社会に対しての不平等感を感じない様にする事である。

しかし、これから国家によって殺されようとしている彼は何を話したかったのだろうか。その言葉はきっと、この社会を変える為に何かの役に立つ物だと思うのだが、あの馬鹿な裁判官は話させなかった。(まあ、当たり前だが....)
憤慨して怒ってしまう様な内容だとしても、これから死んで行く者の言葉は聞くに値する。

2003/8/21
ダイエーと言う球団に特に文句は無かった。地元に密着している球団だと言う事で好意的に見てもいた。しかし、フジテレビとのイザコザでもはやそうは思わない。
こう言う事をする球団は潰れてしまうべきである。どんな表現が不愉快であっても決して球団が文句を言うべきではない。ましてや、フジテレビでの野球放送を楽しみにしている市民にテレビでの観戦をさせないような事はするべきではない。

その番組が不愉快であると視聴者が感じているならば、視聴率が落ちて番組が終わるはずである。笑い者にされた人が怒ったからと言って汚い圧力をかけて止めさせるべきではない。おまけに、ないにやら『星野監督も同情してくれているから』と言う様な事を言った様だが、まさに屑だねえ。自分の主張だけで決められないのか。

王監督は神様か?批判してはいけないのか?なぜ笑い者にされたのか考え直しなさい。こう言う事をする人間を笑い者にするのは実に正しい精神である。『便器が王(便器顔)』と呼んであげよう。

そしてメディアはそんな圧力に負けては行けない。例えば政治家の汚職を糾弾する番組が圧力をかけれられたからといって、報道を止めてはいけない。公共のメディアというのは自身の中に持つコンパスと市民の為にのみ進むべきである。

無論、質の悪いメディアを見ないこと、批判する事は、市民の重要な役割である。

『これから身売りするかどうかが注目のダイエー』と『フジテレビ』の両者の今後に注目である。余り期待はしていないが.....


ペントハウスと言う雑誌が苦境に有る事をこないだ何かでみたが、ペントハウスが最高裁まで争った表現の自由と言う問題を忘れてはいけない。
2003/8/19
夏だと言うのに不愉快な雨である。

もう、拉致されて帰って来た人達の事をニュースにするのはいい加減に止めにしないかいメディアの諸君。

あの人達の事をニュースにする事と北朝鮮を敵視して隔離する政策は裏表なのだから。
『北朝鮮では多くの人々が洗脳されて、その社会が良いものだと思い込んでいる。』そうだが、日本だってそうだ。
日本にすんでいる多くの人間は日本程良い所は無いと思い込んでいるそうだが、これは北朝鮮の状況と変わりない。
『北朝鮮では多くの人間が餓死している』そうだが、日本でも、多くの『ホームレスが』死んで行っている。
自殺する中高年は過去最多である。
一人の餓死するホームレスの目から見た時に、キムジョンイルも小泉も同じに見えるに違いない。
政治が人を殺しているのだ。(個人の努力が足りないと思っている様な馬鹿は一回自分の作り出したもの全てが崩れ去ったらどうなるか想像してみるが良い/石原とか言う都知事の様な想像力の無い「妄想馬鹿:自分の良い様にしか世界を解釈できない馬鹿の事」には無理だろうが....)文学(想像力)は決して見落とさない。

『北朝鮮では金日成の家族がただ金日成の子供や家族であると言うだけで、金を貰い、良い服を着て専用の自動車に運転手付きで色々な催しに主賓として参加する』そうだが、まるで日本の天皇家のようである。
北朝鮮は中国の言いなりで、何でも中国指示で決めるそうだが、日本がアメリカの言いなりであるのと同じである。

とても残念なのは、北朝鮮には多くの『日本人』が移り住んでとても悲しい思いをしているのだ。
その『日本人』と言うのは日中戦争時代に強制的に朝鮮半島から拉致されて来た人々なのだ。
その数は膨大で有るはずだが、ほとんど日本では聞く事が無い。

人が人として尊重されない社会、今の日本と北朝鮮はよく似ている。
北朝鮮の言う事が勝手な事ばかりに聞こえる人間には日本がどんなに腐っているか分かるまい。

731部隊の戦跡が世界遺産に登録される事を切に祈る。
もう、この国のメディアにも、政治家にもうんざりを通り越して何も感じない。
次の選挙が最初のチャンスだ。
頑張りましょう!!

2003/8/1
だれか、MAC PB 12inchの温度を下げる方法教えてくれー!!もう熱くて手が低温火傷してしまう!!


今期の決算が7月末で始まる。
大体おおまかな数字が出て来たが、やはり大幅な赤字である。悲しいなあ。
景気が悪いせいも有るだろうし、かといって、赤字の会社ばかりではないのだから、これは僕の怠慢のせいでもある。
頑張って何とかするぞ。きっと、僕自身が変わったら、世界も変わって行ってくれるだろう。

2003/7/21
辻元前議員の逮捕と土井議員に対しての風当たりが強くなっている。
自衛隊を海外に派遣する法案が可決され様としている時に、タイミングを計った様に逮捕劇である。
この関係を見れば何を狙って誰が行った事かは明確である。
全く馬鹿みたいな話である。


全く、田中角栄の娘とか逮捕勾留されている馬鹿議員とかはどうなっているのじゃ。
本当に自民党と公明党、その他の与党は腐っているものだ。

全国の女性よ、なぜもっと自分達の子供の事を考えない?子供が戦場で死んでも良いのか?
まじめに考えなさい。世の中を変える事が出来るのはあなたがただけだ。

男供は自分の会社に利益をもたらす政党しか投票できないのだ。

しかし、イラクでテレビCMをしてから現地入りすると言う計画の様だが、馬鹿でないのか?
イラクでは、何も罪のない子供達が、米英の自国の利権の為に行われた軍隊を使った一方的な殺人に為に死んでいるのだぞ?
そんな国に、復興支援の為だと言って米英を支持した国の軍隊が行ってどう思われると思っているのだ?
武器を持たない米英の仲間が来たと思われてまさにねらい撃ちにされるのが落ちではないか。

呆れ果てて物も言えない。
いつからこんな馬鹿な国になってしまったのだ。


2003/7/16
僕は今でも、物の名前と物のつながりが上手く覚えられない。人の名前も覚えられない。2桁の計算も暗算では出来ない。

小さい頃は本気で親に心配された。

かなり大きくなるまで魚の名前が覚えられなかった。『鮭』という魚の名前を言えなくて、『赤い魚』だった。『鮭』と呼ぶと『鱒』だったり、すると、もう駄目である。白身の魚の名前などと言うと、全く分からない。鯛もタラもヒラメもサンマもアジも分からないから食卓で呼ぶのが恐いのである。筋子とタラの子と鱒子とよく名前分からない同じ様な食べ物が有るともう呼べないのである。

下手に呼んで『馬鹿』呼ばわりされて、何度も何度も言わせられ、また間違えると最後には食べさせてもらえないのである。
これは拷問である。食卓に魚が並ぶのが嫌だった。

色々な事を、間違える度に何度も言わせられて、その度に間違えて、この子は馬鹿だ馬鹿だと言われて悲しかった。

九九も大の苦手だった。何も考えないで口から言うと間違えた数字が出て来るのだ。他の生徒は間違えないで言えるのが不思議だった。7×9 =64と今でも時々いってしまう。僕は『ち』と『し』が上手く言えなくて、7の段の読み上げの度に恥ずかしかった。『しち』と言おうとすると『ひち』となったり『ひひ』になるのである。これを何度も言わせられるとなるとまさに拷問である。
真剣に自分は劣っていると感じた物だった。そうすると又覚える事が出来なくなって行ってしまう。これの繰り返しである。

優等生と言われる生徒たちは何の苦労も無く口から話すと100点の言葉が出て来るのだと感じていた。


だって、優等生はそのものを見て思い浮かぶ言葉が正しいとされる言葉なのだ。
『頭のいい子と呼ばれる子はそのものを見て思い浮かぶ言葉がただ判断を下す大人と同じだけの事ではないか?』と感じていた



世の中を変えて行くのは『馬鹿』な人間なんだと今では考えている。
そして、『ある人が、他の人と違うとき』その人を『馬鹿』と呼ぶのはやめて行こうよ、皆さん。
本当の馬鹿というのは『鴻池くん』のような人間を言うのだ。

僕の子供達にも分かってほしい。人と違う事は恥ずかしい事ではないのだ。それは人間の価値とは関係ない。

人に見えない物を見る事、そして表現する事、沢山の人生が有る事を感じ取らせてくれる事、それが豊かな人生だと思う。お金が有る無しでは計れない豊かな人生を送る事。それはすばらしい事なのだと。

他人の価値を認め、受け入れる事、教育とはそんな人間を作る事なのだ。そして子供は大人の幼虫ではなく、既に出来上がっている一つの完成品である。
子供の言葉に耳を傾けたい。僕には見えない何かを見ている子供達に色々な物の見方を教えてもらうのだ。
大人は子供を育てるのではない。子供に育てられるのだ。
人としての多様性を『もぎ取る』様な『教育(と呼ばれる調教)』は絶対にしたくない。

麻菜さん、柾仁さん、僕に世界を教えておくれ。僕は君たちに少しだけ失敗しない方法を伝えてあげる。僕の失敗を伝える事で。だから仲良くしようね。

2003/7/12
鴻池くん、やってくれたねえ。
凄い発言だねえ。
「親は市中引き回しのうえ打ち首にすればいい」
連座制の復活ですか。
どうせなら、町内会長や学校の校長も一緒に打ち首と言うのも良いだろうなあ。そうすると、市長、県知事辺りも当然処罰対象ですね。 あとは総理大臣も一緒に打ち首にしてしまいましょうよ。
こんな腐った世の中作った張本人なんだからねえ〜。

2チャンネルやネットワークに少年の情報の削除命令を出す前に、こう言うバカの排除命令を出したらどうだろうか?

あたしは、本当に怒っているよ。

てめえのガキだって碌なもんじゃなかろう。(いなかったらごめんなさい)
犯罪を犯した人間を自分と全く違った人間である様な気になっているバカは救い様が無い。
てめえの子供は、万引きの一つもやった事は無いのか、お医者さんゴッコしたこと無いのか、間違えた事やった事無い人間は有りはしない。
そのくらいの事も分からんバカは家でじーっと隠居していなさい。


人は常に誤りをおかすし、いつだってその誤りをただしながら生きてきているのだ。
僕も自分が誤りの多い人間だと知っている。
間違いばかりおかしている
しかし、一生懸命自分の言葉と行動に正直であろうとしている。

鴻池の様なバカは自分の言葉にも行動にも正直でなく、その事にも気が付かないバカなのだろう。ものすごく不愉快である。


2003/7/10
少年犯罪の問題に付いては以前書いた通りである。
一言でいって
1.被害者の救済(メンタル的、経済的、その他の全ての不安からの自由)を充実させる事
2.加害者の更正の手段を充実させる事。
この2点は別に矛盾しないのである。今、犯罪被害者が一生懸命加害者を厳罰で処する事を望んでいる様な報道が多くなされる。 しかしこれは、正しくはない。犯罪被害者は犯罪に有った後で十分にケアされていないのだ。その為に、多くの犯罪被害者は加害者に当っているのだ。

日本には犯罪被害者を社会的にケアする伝統が無い様な気がする。仇討ち社会の名残であろうか。

社会の中にはいつも一定量の犯罪が確率として存在すると言う考え方からすると、このように被害者と加害者がいがみ合う様な環境はまさに『犯罪発生後の犯罪である』

刑法犯罪に問えると言う事は、責任能力が有ると言う事なのだから、選挙権も与えたらどうだろうか?
14歳から選挙に参加させよう、この腐った政権を変えるには選挙民を変えなければいけない。


今、子供達は絶望している、大きくなっても就職は無く、『利権を牛耳る企業の一門と、一握りの政治屋、そしてそれを支えておこぼれを貰う官僚、貴族達』だけが儲かる社会が出来上がってしまったのだから。
少子化も同じ原因である。
こんな腐りきった社会に生きて絶望しない方がおかしい。
駄目だ、憂鬱だ。


2003/6/26
霍見芳浩さんの連載が終わって残念だなあと思っていたのだが、田中康夫さんの連載が始まってとても嬉しい。
ここGENDAI NET 政治である。
残念なのは俵孝太郎の連載が続いている事である。

田中康夫さんは、後世に高く評価される人物の一人だと思う。
政治家として、人間として実にすばらしい。

所で、玉木さんのwebはいつ始まるのだろうか。

2003/6/25
雨が降るねえ。
売り上げが芳しくないし、出した見積もりの返事もこない。悲しい物だ。

今取りかかっているパッケージがなんとか形になろうとしている。早く売り出さなければいけない。
会社のwebも更新中である。結構面白いテイストが出ている。


イラクの戦争はどんどん深みにはまっているようだ。彼の地で自分達の生をかけて戦っている人々に幸せが来ます様に。
最悪の行為をなしたアメリカがその愚行に気が付きます様に。
それに輪をかけて恥ずかしい事を行っている日本が早く気が付きます様に。


NHKのページを読んだ人から時々メールが来る。
とても嬉しい物だ。
もっと、沢山の精神と触れあいたい。もっと多くの人に知ってもらいたい事が有る。
皆の役に立つソフトを作りたい。
色々な事を感じる事が多い。
落ち込んでいる暇などはないはずなのだが、下らない事で時間ばかりとられて行く。しかし、これも人生であろう。
バイオリンの練習が楽しい。

2003/6/7
やるなあ、ソウル大学の学生会、『創氏改名発言の麻生氏を講演に招待』だそうだ。

これであのバカが、ソウル行って、学生たちに対してキチンと話しつけて来れなかったら政治家やっている資格無いね。
大体、日本の国内で勝手な事言ってたって、何もならないよ。

朝鮮を日本が植民地にして筆舌に尽しがたい蛮行を行ったと言う事が嘘だとか、中国侵略が事実ではないと言うなら、韓国や、中国に行って、その地に生きる人に話してこいよなあ。
国際性と言うのは世界のどこに行っても同じ事をはなせる認識のバックボーンがあるかどうかと言う言なのだからね。

自由主義史観とか、小林よしのり、とかと言う最近のバカ達も日本で遠吠の様な真似やめちまいな。
僕はこのページで書いている事、世界のどこ行っても、誰に対しても同じ様に語る事が出来る。(日本語かカタコトの英語で良ければですが...)

この話の結末は楽しみである。


2003/6/1
自民党の麻生太郎政調会長と言う名前のバカが、東京大学で、こんな低能が政治家と呼ばれて良いのかと思われる「創氏改名、朝鮮人が望んだ」という意味の発言をした。
恥ずかしいとか、悲しいとかという以前に、何を言う気力も無くなった。

***************************************
先日、福岡の友人が、中国から留学にきている人をつれてきてくれた。
その時、酒を飲みながら、僕の父、祖父、の世代はあなたの国に侵略をして多くの人を殺し、犯し、許されない犯罪を多くした事を恥ずかしく思うと話をした。
彼は、その事はもう忘れたからあなたも忘れて、私たちは新しい関係を作らなければいけないと話した。

僕は、彼にその事は忘れないでほしいと話した。
これから、中国は『大国』に成る。アメリカや、イギリスなどはかなわない程の大国に成るのだ。
そんな時に、他国に侵略され、文化を破壊され、人間としての尊厳を奪われる事がいかに辛く悲しい事なのかと言う事を知っている大国に成ってほしいのだ。

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日本も忘れるべきではないのだ。戦争がいかに意味の無い事なのかと言う事を忘れないでいなければいけないのだ。

アメリカの様に負けた事の無い国(ベトナムの敗戦は確かに有ったが...)は大国としての徳に欠ける。実に今回の戦争でよく分かった。早く大量破壊兵器を発見してもらいたい物だねえ。

フランスが最後までアメリカに反対したのは確かに石油利権の問題も有っただろうが、二次大戦の占領体験が有った事が関係していると考えたい物だ。(結構植民地支配とかの面ではひどい事しているけどねえ)

***************************************
国際政治の複雑な駆け引きの中で徳とか、人権思想とかという事を論じるのは現実を見ていないと批判されがちで有るが、いかに大きな組織や仕組みと言う物も最終的には同じ人間が構成していると信じる事は決して愚かな事とは言えない。
異なった国では『歴史認識が同じにならない』と、当たり前の事を前述のバカは言っていたようであるが、そんな当たり前の事を論じたいとは思わない。
二人の人間がいたら、もうその時点で二つの異なった歴史観が存在するのだ。人間が皮膚で隔てられて、言語以外に意志を疎通する手段を持たない以上それは当たり前の事なのだ。その上で、相手の心を感じ取れなければいけない。
『創氏改名』を受けた側がいかに辛く悲しかったかを想像する心、それが欠けた人間は悲しいものだ。

その心こそが、政治と学校教育(文部省の意図する)が奪い取ろうとしているものである。
僕は奪われない。

もはや、国家と言う単位は人間をくくる組織の単位としては最大の物ではないのだ。そんなこともわからないのだろうか。
異なった存在である事を認めあって始めて関係は作り上げる事が出来るのだ。
他者を自分の良い様にしか認識できないこう言うバカを許してはいけない。

***************************************
きっと前述のバカは本気でそう思っているのだろうから、余り相手にしてもしょうがないが、僕の子供には、お金持ちに成らなくても良いから、こういう馬鹿には成らないでほしい。
心を持った人に育ってもらいたい。


2003/5/24
数年前に大阪の小学校で多数の小学生を殺傷した男に検察から死刑の求刑が有った。
NHKのニュースで見ていたのであるが、不愉快になった。
頭から、被害者の家族らしき人間の映像を出して、『死刑は当然である』と言うメッセージを流しっぱなしである。
NHKは非常に強力なメディアである。そこで流される意見はあたかも真理の様に捉えられる。


もっとNHKは踏み込んでいかなければいけない。
事件の向こう側にある混沌とした現実を見つめなければいけない。


犯罪報道にしてもまず大事なスタンスは、加害者も被害者も同じ人間なのであると言う事を実感できているかと言う見方が出来るかと言う事である。
これは実は非常に困難な事である。
犯罪の被害者に感情移入することは実に簡単である。(簡単と言うよりも、通常はそうしか出来ない)
勝者に共感するのは簡単だが、敗者の心を知る事は実に難しいと言うのと同じである。

世界を被害者と加害者に二分して、自分は被害者の側に立っていると感じようとする心は弱い心である。
強くなろうと努力したい。

事件は確かに被害者と加害者を二分するがそれ以前には混沌とした現実が有るだけなのである。

自分の深く愛する人間が、もし、こんな犯罪の犯人だったらどう感じるかと考えてみるといい。
これが、死刑廃止の一番の基本だと思う。
確かに、理解できない犯罪では有るが、もうどうなっても良いと世の中に思う事は僕にもある。
共感は出来ないが、理解は出来る。

東京に住んでいた頃、僕のアパートから近くのお嬢さん学校に通学する娘たちが見えた。
会社を休んで窓から彼女たちを見ていると腹が立つと言うか、なんとも言えない不公平な感情、面白くない感情があった。
東京の一等地に広い家を持ち、何不自由なく暮らす人間に腹が立っている自分に気が付くのだ。


彼は、小学校に乱入して包丁で刺殺するのではなく、パイをぶつければ良かったのである。
怒りの衝動を笑いに昇華させる。どうにもならなくなって、もう笑うほかないと言う状況も人生には多々有る。
僕が、どうにもならなくなった時笑えたのはなぜだろうか。

コロンバインでどうして高校生はライフルを乱射したのだろうか。
やはり、社会を分析して、社会を変えなければこのような犯罪は無くならないだろう。


犯罪は個人が作る物ではなく、社会の中に確率として存在する。
病める個人が犯罪に捕われるのだ。その意味では、加害者も被害者と同じ様に救済されねばならない。


他人が死刑になっても良いと言う様な考え方、他人に対しての無関心、それは退治されなければいけない。
人は時として道を踏み外す。刑務所はそんな人間に道を教え繰り返す事ないよう教育する機関なのである。
刑務所は、けっして報復する為の仕組みではない。


2003/5/10
白ずくめ集団のニュースを聞くたびに不愉快になってしまう。彼等が何か法に触れる事をしたのだろうか。
『オウムと似ている』と発言したバカがいるが、何を考えているのだろうか?
アメリカのイラン侵略=石油付きの沖縄化もバックボーンには他の宗教への排他的な対応がある。そんな時代背景を見事に反映した馬鹿な発言と言えるだろう。
宗教組織がテロ集団と化した最大の例は戦前の国家神道が日本を狂わせた例をまず一番先に思い浮かべるべきである。
僕はオウム事件は警察が作為的に見逃す事によって肥大化した特殊な事例だと考えている。
坂本弁護士事件の時点で解決できなかったのはどう考えてもおかしい。今回、早い時期で動いたのは『公安』が仕事を作る為だろう。
白ずくめ集団は弁護士を拉致して殺したか?松本市でサリンをまいたか?そして警察はそう言った事件を見逃しているのか?


本来、今のニュースのライナップからいってもっと注目され無ければ行けないのは刑務所内での殺人事件である。
なぜもっとみんな騒がないのか?
自分達は刑務所に入る事は無いと考えているのだろうか?

白ずくめ集団は自分達と異質な物であるから排除しようとする神経と、同じ様に、刑務所の中にいる様な人間はどんな目に有ってもいいと考えているのだろう。

適法に住民登録を行い、違法行為を行っていなかったら別に何も糾弾されたり、排除されたりする必要は無いはずである。
この様な排除する思想は、まさに村社会そのものである。

刑務所の中での人権の尊重は十分なされるべきである。
刑務所は更生の施設であり、処罰の場所ではないはずなのに....。

確かに、隔離の場所であるかもしれないが、その人に犯罪を強制するような環境から隔離する為に有るのだ。

人は皆苦しみながら生きている事を忘れてはいけない。
犯罪は個人がおかすのではなく、社会に確率として存在するのだ。
その確率が低くなる社会を目指さなければならない。同時に自由な社会でなければならない。
個人を疎外して、追いつめて行く。そして刑務所に隔離して押しつぶしてしまう。そんな社会は狂っている。


宗教について一言
僕らは皆、他人に見えない物を見ている。
同じ物を見てもその物が作り出す心象風景は二つとして同じ物は無い。
言い換えれば、同じか違うかさえも確認するすべは無い。
宗教とは同じ物が見えていると思える人間達の集まりなのである。
その見えている物を共有できると言う幻想を信じる事が出来る人々は幸せである。残念ながら僕にはそうは思えない。
不幸であるが、そこが出発点である。
自分が一人きりで有る事を実感して、皆同じ様に孤独である事を感じ、いたわりあう事、それが全ての始まりである。

他者を排除するのではなく、いたわる事を、異なった存在としての他者ではなく、自分と同じ存在としての他者を見つけて行きたい。
坂口安吾をもう一度読みたくなってきた。


2003/4/26
久しぶりの健康診断。
5月のキャンプの前にしておかなければ行けないと厳命が下り、血糖値の検査を受けた。

4/24 血糖124 A1C : 7.7(4.3-5.8)
1/31 血糖331 A1C : 9.1(4.3-5.8)
となっていた。
努力の結果が見られると言う事で、良かった。まずは合格である。


始めて糖尿病の診断を初めて受けてから10年近くが経つ。
色々な事が有り、色々な事を考えた。
40歳を過ぎると思う事も変わって来る物だ。

毎月一回ずつ検査を受ける事にした。
まずはA1Cを5.8以下にする事を目的にして行こう。

長く考えていた食事療法のソフトも考え方が変わってきた様な気がする。
食事日記をつけるからそれに従ってゆっくりソフトも考えて行こう


2003/4/15
イラクの大量殺人兵器、隠し場所僕知っている。
あれって、アメリカに隠してあるんだよ。
中東の砂漠の中何か探すのやめて、とっととアメリカの国内を探せばすぐ出て来るのになあ。
ブッシュって、フセインとビンラディンの着ぐるみなんだよね。



今回の戦争を正当な物と考えるノウタリン達は、少なくともイラクが『一回も化学兵器、破壊兵器を使わなかった』と言う事実を覚えておかなければいけない。
ましてや、持っていたとしたら、所持しながらも使わないだけの理性があったと言う事を覚えておかなければいけない。

その意味において、アメリカは負けたのだ。
分かっているのだろうか?あのお猿さんには分かるまいなあ。今度はとなりの国に有るとか言い出しているのだから....。隣隣と順に進んで行くときっと日本に来るぞ。困ったなあ。
劣化ウラン弾と言う核兵器をアメリカは今回もこっそり使っているという。(報道は少ないが。)

今回の戦争で一番の大笑いの発言は、イラクの戦後復興と言う名前の利権(今回の戦争の略奪品)を人命を犠牲にしたアメリカとイギリスが独占するべきだという物である。
何人アメリカとイギリスの兵士が死んだのだ?
利権はいくらくらいの金額になるのだ?
兵士一人当たりの売り上げとしたらいくらになるのだ?


むろん、兵器や爆弾の使った金額は、当然軍需産業の売り上げになるから(在庫一掃だもんね、すごいや!!)それは別。
また発注する事になるんだろうしね。イラクは石油と言う金のなる木があるから『戦後復興』と言うキーワードでこれだけ国々が熱中する。

それに比べて、アフガンは可哀想だ。パイプラインの通り道と言うだけの価値しかないからね。
石油がないから、殺人兵器の在庫一掃に使われただけで、後のフォローは全くないに等しい。
asahi.com : Be on Saturdayで山形さんが書いている。

辺見庸さんが赤旗の日曜版に書いていた論評、噂の真相に書かれていた評論、非常に面白かった。その通りだよね。

文学と言う言葉が意味を持たなくなった長いときが経ったと思う。しかしこれは文学の責任ではない。『想像力』を殺そうとする政治の勝利なのである。
教育と政治は対になって人々から想像力を奪い去ろうとする。
文学や良質の学問は、奪い去られた想像力を取り戻そうとするのだ。否、想像力を取り戻そうとするのが文学であり、良質の学問なのだ。

本当にアメリカ人は馬鹿だね。
今後100年は家族を殺されたイラク人のテロにおびえる事になるだろうなあ。

もし僕が家族をイラクの人々の様に殺されたら一生をアメリカ人を殺す事にかけるかもしれない。僕は想像する。
愛する人に理不尽な死を与えた者たちを許す事が出来るだろうか?

テロが何も生まないと言う事を気が付かせる事が出来るだろうか?それは、まさに本当の意味での『戦後復興』である。しかしながら、アフガンの現在を見てみる限りにおいて、アメリカにそれが出来るとは思えない。


イラクの子供たちは、石油なんか無ければ良かったのにと思っている事だろう。
かの地で父親を失った子供たちの事を思うと涙が止まらない。
憎しみを忘れ去るには、憎しみを持った世代が皆死んでしまうまで待たなければならない。謝罪も想像力もおよばない時の向こうにその世界はある。

2003/3/26
英兵を処刑した事をフセインの戦争犯罪だから処罰しなければ行けないと言う報道を見て近来まれに見る怒りを感じた。
空爆で市民を殺すのは犯罪ではないのか?

まだ、アメリカ人はイラク人を解放に行っていると思い込んでいるのか?
そんなにバカばかりなのか。かの国の国民は.......


以下の二つのwebに涙が流れてきた。最近は涙もろくて困る。
asahi.com : 「破壊されるのは私みたいな子供」 13歳米少女が反戦スピーチ
asahi.com : 少女の反戦演説に世界中からメールで反響
面白いのは2ページ目の中に有る学校の教師の反応である。教育の国家的目的が『無反省に国の政策を受け入れる人間を作る』と言う物であるから教師の反応は当然だと思う。そして、インターネットが彼女が正しいと言う事を教えてくれているのだ。

麻菜と柾仁にもこんな心を理解できる子供になってもらいたい。
奴隷を作る教育ではなく、人の内面にある価値を尊重する事のできる本当の人間を作る教育を忘れてはいけない。
今回の戦争においては、インターネットの影響を無視するわけには行かない。

インターネットは通信販売の道具でも、ナンパの相手探しの窓口でもなく、人が人として互いの内面を尊重しあう社会を作る為の仕組みである様にならなければいけない。
そしてそれを実現するには、インターネットの構成者(ネットワーカー)の困難で大変な努力が必要だ。
戦争を起こして市民を殺そうとする人間たちは潰そうとするからね。ネットワーカーは皆頑張って行かなければいけない。オープンソース対MSの戦いみたいだ。きっと負けはしない、そして負けてはいけない。


強い物が力づくで弱い人間を押しつぶそうとする時に感じる憤りを忘れてはいけないと思う。
押しつぶす側に立つのは簡単な事だ。そして安心だ。しかし、忘れてはいけない。押しつぶす対象を決めるのは政治的判断であり、いつ自分が押しつぶされる側に立たせられるかは最大の力を持った者の恣意でしかないのだ。
アメリカは日本を良い様に使うだけである。アメリカの良い様に動かなくなったらすぐに潰しにかかってくると言う事を理解しなければいけない。

忙しくて会社に泊まり込む日が続いているせいも有るが、最近は涙もろくて困るなあ


2003/3/25
いくつかの国が行っているイラクに対しての、『大量破壊行為』を見ていると、イラクにがんばってほしいと思うのは僕だけだろうか。
とは言っても決してフセインが正しいとも、イラクに問題がないとも言っているわけではない。
今、アメリカは軍需産業と言う巨大な政治利権に動かされている最も危険な国である。

大量破壊兵器と言う言葉に惑わされてはいけない。
大量に破壊している国家はアメリカなのだ。石油利権と軍需産業の手先のお猿さんにこれ以上勝手な振る舞いはやめさせてほしい。

このページの母と娘の顔を見た時涙が止まらなかった。
正当性なき米国のイラク攻撃への日本政府の実質...
かの国で戦火にさらされている人々に幸いあれ。優れた一枚の写真は全てを語るものだ。

生まれてきた意味も、生まれた事を幸福に思う事も無く死んで行く子供たちを思うと辛い物だ。
僕らの選んだ政府もこの人殺しに手を貸している事を次の選挙まで忘れないでいよう。
いつか人々にこのような愚行を行わなくて済むだけの英知が備わる日が来ますように。




2003/3/21
世界のあらゆる国家が危機である。

アメリカの言うことを聞かない国は政権を転覆されて、アメリカの言うことを聞く傀儡政権(その地に住む人間が決めることのない政権)を作らざるを得ないと言うルールが地球を覆うことになった。
ブッシュと言う人間の皮をかぶったお猿さんを大統領に選んだという愚行がこのようなルールの実施を呼んだ。
35か国が今回の大量殺人に賛成していると言っているがつまりはアメリカの植民地が世界に35個有ると言う事なのだ。

とても不幸なことだと思う。
日本はアメリカの植民地だから世界からくず扱いされるだろう。
子供がこの国を捨てると決心してもそれは正しい判断だろう。

次の世紀に中国やアフリカの多くの国が力を持ちはじめた時にこのような事は繰り返されないでほしい物だ。

自分自身に価値を認め、他者にも価値を認める事のできる人間の国ができることを望みたい。
そして、『軍需産業や石油業界の利益の為に』今、焼き殺されているイランの人々の事を悲しむ。

むろん、イランに問題がないわけではないし、イランの政権が犯した多くの過ちを許すとかそういう次元の問題ではない。
クルドの問題にしても、女性の人権の問題にしても、その地でうまれ育った人間が悩み、苦しみながら解決を探すべき事で、他国が武器を売ったり、空爆したりするべき筋合いの問題ではない
昔日本軍が朝鮮半島〜中国に対して行った事を忘れては行けない。そしてその結果も....
アメリカと言う国が犯した人類に対しての犯罪を忘れたくないのだ。
あのお猿さんが行いはじめた愚行は、どう考えても、十分な理由が有るとは思えない。

911のテロで傷付いたプライドをいやす為にどれだけの血を流せば良いと言うの有ろうか。

死後の世界など信じることはないが、ブッシュと言うお猿さんが死んだ後で、彼の魂は地獄に堕ちてほしい。
てめえの汚い銭の為に全く罪のない無辜の人々を大量に殺した事をつぐなってもらいたいものだ。


2003/3/15
日本経団連の奥田碩という男は自分を何様だと思っているのだろうか。不愉快きわまりない発言を色々な所で見かける。



毎年春闘の時期は心が痛む。僕が組合の委員長だったときの思いがうずくのである。
小さな会社だったが、多分大きな会社も大方は同じ様な状況だろう。

組合員が実にバラバラな状態なのである。決して一枚板などにはならないのだ。
一人一人の状況は異なり、人生を生きねばならないのだからそれはしょうがない。

リストラや経営危機の状況では、争議運動の過程がそのまま社員のフィルタになるのだ。
僕の会社の組合員80余名も裏で流れた会社の新しい受け先が決まるという噂を信じ込んで本気で争議に関わろうとした人間は最後にはごく数名になって行った。
そのことを責めるつもりはない。

結局、会社は解散、切り売りされた事業部は30人位の人間を再度雇用して再出発となった。
給料は倒産時の低水準のまま、ボーナスもなしのままである。
経営者の待遇は変わらないで、しわ寄せはそのまま最下層で働く人間に来るのだ。本来ならば、会社が解散後に新たなものとして立て直しを図る所できちんと、経営者の責任をはっきりとさせてはじめるべき物をそれが出来なかった。
倒産後の再雇用の待遇まで争議の中で決めて行くべきだった。
経営側の奴らに耳元で、『会社が再出発した時に雇用されるのは組合運動の足引っ張る人間だけだぞ』『経営側につけ』などと言われたら誰も組合側についたりはしない。
結局、倒産後に大多数の人間(40人くらい)が働いていた部門は買い手が決まらなくて経営側の思う通りになったのだ。
部長連中は倒産後2ー3か月で全て関連ある会社に再雇用が決まり働いていた連中は全くの失業者である。
新潟金属の場合は何と、会社が倒産する2ー3日前に大手の金属会社が見学に来て買うか買わないか考えると言う段取りになっていた。
閉鎖部門の社員は買い手の会社が上手く行ったら買ってくれるのではないかと思いながら最後の残務整理を羊の様に従順に行った。

これから、組合と経営は新しい関係に入って行くだろう。なれ合いの関係はもう終わる。
必要なことは、組合の委員長に対しての待遇をきちんと組合がサポートすることだろう。
委員長->課長->部長 などという昇級コースが決まっていると委員長はもう会社の手先になるほかないのである。
新潟金属でも委員長経験者でそのコースに乗っていないのはただ一人だった。僕は彼を尊敬する。

どうしたら、良いのだろうかねえ。時折考えさせられる。

2003/2/28-3/4
12PBが来た。
この日が来るのを待っていたのだ。
梱包を解き使いはじめる。
気に入ってしまった。appleはすごいマシンを作ってくれる。keybordの感触も良い。いろいろな設定を変えて行く。
開発環境を移行、様々なファイルとソフトをインストールする。実に面白い。昨晩は帰りそびれて泊まってしまった。

CDのスロットルが右サイドについているのもうれしい。ほかのPBの様に前についていると嫌だなあと思っていたのが横になっているのがうれしいなあ。画面の大きさも気にならないし、

PCカードが付かないので今まで使っていたフラッシュメモリがバックアップに使えないが、winマシンにすぐに接続できるのでこの辺は何も問題はない。ネットワークでこんなに簡単にwinと繋げるとなるとDAVEとかのソフト屋さん困るよなあ〜。
しかし、実に良い。
しばらくは大変かもしれないが、すてきな遊び道具が手に入ってしまった。



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ピンポン(コミックス)について。実に良い。
映画とは全く別物だ。ゆっくりと分析して行きたいのだが上手く言えない。

人生におけるあらゆる作為は死ぬまでの暇つぶし。ピンポンも英単語を覚えるのも、そして仕事も死ぬまでの暇つぶし。
ならば、なぜそんなに真剣にならなければならないのだ。
どうして、この星の一等賞にならなければいけないのだ?

そんな問いかけに答えてくれるのだ。
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『人生は遊ばなくてはならない。楽しまなければならない。』そんな簡単なことをこの物語は僕達に教えてくれる。
そして、人生を楽しむことは恐ろしく難しいことであることも教えてくれる。

登場する人物たちは皆遊ぶことを忘れてしまっている大人たちである。
試合に勝つことが目的であり負けることは許されない人間たちである。
そんな世界に取り込まれて行く月本君は、暇つぶしを楽しむ事ができる星野君をヒーローとして待ち望む。
勝つことに絶対的な価値を見いだす人々に彼は楽しむことを表現することができる星野君の存在を教えたいと願うのだ。

遊ぶことを忘れた人々に、人生の目的は勝つことではなく楽しむことなのだと知らせたかったのだ。
だから彼は自分がその世界でトップになり、同時に星野君に負けることを望む。

物語は登場人物がそれぞれの立場でもう一度遊ぶ楽しさを理解して終わる。
日常の中で暇であることを実感して終わるのだ。ヒーローを雑誌の特集の中に見つけて日常の中に戻って行くのだ。


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シラケ世代と言う言葉が一時はやって、今ではもう一般的な言葉になって、子供たちを大人は『さめている』とか表現する。
しかし、本当にそうだろうか。楽しむことを社会の中に組み込むことができなかった大人に問題があるのではないのだろうか。

「公務員になって(むろん公務員が悪いというわけではない)、郊外に家を建てて、波風を立てないで仕事をこなし、定年を向かえ、老後を待つ」そんな人生何が楽しいのだ?

自分の心や様々な悲しみや喜びを仕事のために犠牲にして送る人生に何の価値があるのだ?
そんな問いかけを会社人間は「さめている」と一言で済ませるのだ。
さめている子供たちはそんな忠告をする大人を黙らせてくれるヒーローを待つ。自分をもう一度取り戻させてくれるヒーローの出現を...。


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映画にはないがコミックスにはあるのだが、
「アクマが卓球をやめて星野に群れの中にいると見えないものがあると語るシーン」 「ドラゴンの高校のコーチが何度か弱体化したチームにたいしての愛着を表現する所」
「チャイナのコーチが試合に負けたチャイナに人生は始まったばかりだと語る所」
「最後にドラゴンと月本君が語る所」そんなシーンが気に入った。

ところで、チャイナはどんな人生を歩んで行くのだろうか?エピローグには書かれていないがどうなるのだろうか?
インターハイで団体戦を制して、中国に帰り(遊ぶ楽しさを知った)良い選手を育てることになれば良いなあ。


玉木正之さん
ならどう感じたかなあ〜。

人生を楽しみましょう。

2003/2/26

『ピンポン』という映画を見た。素晴らしかった。
映画を見ながらピンポン少年だった僕はなぜ日本にはプロのピンポンリーグが無いのだろうかと悲しく思ってしまった。
ちなみに玉木正之さんのwebが今度始まるらしい。嬉しい物だ。
みな、夢を諦め、人並みと言う物を唯一の価値にする日本型の社会が生んだ物なのだろうかなあ。
バスケのアルビレックスが頑張るのが嬉しいなあ。
そう言えば、昔中野の会社に勤めていた頃近所に卓球のお店が有ったなあ。あのお店はどうなったろうか。

ああ、卓球がしたい!!


決勝戦の最後の場面、白い世界に行った二人のシーンで、ドラゴンがペコに話すセリフ『ここはいい』という言葉にエンゾの 死ぬ直前に話した言葉を思い出す。

CGが見ている人間を驚かす為に存在するのでは無くドラマとしての情感を説得する為に使われているのが嬉しい。

『しこふんじゃった』『王手』なんかを思い出した。

様々な情感、小意気なセリフ、いずれも楽しかった。
「卓球なんて死ぬまでの暇つぶし」「絶対に負けない唯一の方法は勝つ事だ」「才能は求める人間のみに与えられる物では無い」 「頂上にたった時しか見えない風景が有るのだ」「凡人にしか見えない物が有るのだ」



気合い入れて又明日も頑張ろう!!売上げが上がったらDVD買おっと。

2003/2/18
バイオリンを又習い始めた。頑張ろうっと。

2003/2/18
反戦デモが世界中で広がっている。こう言ったニュースも僕らに届くまでにインターネットが活躍している。
世界は変わりつつ有るのだ。

猛烈に憂鬱であるがまだ結論が出た訳では無い。

それに比べて、日本の政府の代表者の行なった発言が情けない。
小泉と言う男は本当に情けない........所で、小泉の息子はどうなったのだろうか?今度値上げされる発泡酒のCMに出ていたと思うが。

そもそも、民主主義というのは、政治家に完全な白紙委任を与えている訳では無い。
選挙と言う制度は欠陥だらけである。
決して政治を行なうのに最適な人間が選ばれる訳では無い。

一つ一つの政治的決断を行なうプロセスが正当な物であるか、明白で説得力の有る説明がなされているかと言う事が、常に監視されなければならない。
今回の戦争の端緒において、決してそのような事(説得力の有る説明)がなされたとは信じがたいと思っている人が多くいるのだ。

戦争馬鹿のブッシュが思いとどまる事は無いだろうが、その側近はなんとか回避策を考えてくれない物だろうか。
キーワードは『次の選挙で大負け』それを確信出来れば何とかなるのだろうか。

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「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)の佐藤勝巳会長という男が馬鹿な事を言ったそうだ。
日本も核ミサイルを持つ事が拉致された人間をすくう方法だそうだ。
『核に対する防御には相互抑止力しかない』そうだが、本気で考えているのだろうか。
すこしおかしいのでは無いか?
この男を含めて日本のメディアは気が狂ってしまったのだろうか?
『すくう会』だったら何を言っても良いのか?
不景気は世相を右傾化させるとは良く言った物だ。

猛烈に不愉快である。

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広島、長崎で被爆して体中がどろどろにとけて、一杯の水を欲しがりながら死んでいった人々の事を忘れてはいけない。
戦後も長く後遺症に苦しみながら死んでいった人々は何の為に死んでいったのだ?
そんな人たちの苦しみを土足で踏みにじる様な発言は許されるべきでは無い。


核の軍事利用は核関連の軍需産業に大きな利益をもたらす。
同時に、政治屋にも。
そして、無くするにも、解体するにも膨大な費用がかかるお荷物だけが残るのだ。
アメリカが南北朝鮮の統一を妨げようとしているのは南北境界の地雷の撤去にとんでもない費用がかかるからだと言う話を聞いた事が有る。

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これから、アジアは一つになろうとしている。誰がどうあがいても中国を中心とした大きな経済圏が出来て来る。
アメリカはアジアから手を引くだろう。
その時が来た時に、日本はどのツラを下げて彼らと新しいアジアを作っていけるのだ。
北朝鮮と韓国のあいだでは家族が離ればなれになっているのだ。
南北朝鮮の統一が無い限りら致家族の問題も解決は無い。
そして、アメリカは南北統一に最大の障害なのだ。



アメリカベッタリの小泉君や自民党の諸君には理解出来ないだろう。
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そして、僕の娘は新しいアジアを見つける事になるだろう。
未来に希望を託すほか無いのだろうか

2003/2/10
昨日父親の誕生日に子供を連れて遊びに行ってきた。
麻菜は4歳なのだが、彼女が言うには、僕も、妻も、弟も、祖母も祖父も、みな4歳ならば良いそうだ。
そうすれば、皆一緒に幼稚園で遊べるそうだ。
大好きな人たちと一緒にいる事はとても嬉しい物だ。

時に麻菜がどんなふうに遊んでいるのか、給食を食べているのか、一緒にいたい思いにかられる。

祖父(僕の父親)にハッピバスディを歌ってくれている彼女を見て切ない思いで胸一杯になった。
祖父は74才である。

どんなに願ったところで永遠に生きる事など出来はしない。



体重は順調に減り続けている。104kgである。
脂肪1kg=7,000lcalだから、必要なカロリーから700kcal落とした食事を続けていくと10日で1kg落ちる計算である。
今大体一日1500kalより少ない位を狙って食事しているので今月の終わりには100kgを下がる体重になると思う。

良く考えてみると僕の人生で100kgを越えた時期と言うのはそんなに長い時期では無いのである。
今度、年表を作ってみるか。




相変わらず仕事が無い。誰かDB作ってほしい人はいないか〜

2003/2/3
ブラスの事を書こうかと思っていたが、何度見ても泣けてしまい上手く書きはじめられない。
失業する事と言うのがいかに人間の尊厳を奪う物なのか。
自分自身の価値を見失い、生きる気力や闘う力を失う事なのだ。
この映画は1980年代のサッチャー政権が行なったエネルギー政策の変換(炭坑から油田へ)に伴った多くの炭坑の閉鎖のドキュメンタリなのだ。
政治は、『政治的経済性』と『政治的多数決』の原則に立脚する。
炭坑に町を作り、そこで生まれ、育ち、どの家の誰が何者か知っていて、共に祭りを持ち、共に死を悲しみ、生を祝福する。
死ぬまでに都会に出る事も無く、電車の切符の買い方も知らない。
政治は、そんな共同体を『政治的経済性』という尺度だけで切り捨てていく。
悔しいのである。自分達の働きが時代遅れの物である事や、経済性の観点からみて消えていくべきものだと言う事も分っているのだが、この共同体が無くなっていく事が悔しいのである。

この映画の事を書くのはいつの事になるだろうか?
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体重が108kgになってしまった。
風邪で医者に行ったのだが、今回近くの医者に変えてみた所、血液検査を行なわさせられて、結構血糖値が高くなっている事が判明した。
なので、90kgまで体重を落とす事にした。


2003/1/15
いやあ、小泉君嬉しい事をしていただけたなあ。

あの小心者の馬鹿野郎がソウリダイジンになって唯一良い事をしてくれたのが、『靖国参拝の形骸化』である。
敗戦(終戦)記念日に参拝するのではなくて、気が向いたからチョロッと神社よってパンパンして帰ったんだろう。
まあ、その位はイイさ。

別にあそこに祭られている戦死者をどうのこうのではなくって、パンパンすれば『可哀想な戦没遺族の方々』(自民党支持者)が文句言わんだろうと言う事でよったんだろう。

実に、良い事である。靖国参拝がこんな形で形骸化されて行くと言うのは嬉しい事である。
そこで、アドバイスがある。

1)服装:モーニングは止めて、ジャージの上下にしたらどうだろうか。
きっと、アジアの国々の人たちも、敬虔な運動好きな叔父さんだなと思ってくれるよ。

2)もう過ぎてしまったが、1月1日に行くと言うのはどうだろうか。初詣と一緒にごっちゃになるから、きっとマスコミもあんまり取り上げなくなると思うよ。
3)もう一つ、明日と明後日も参拝して、来年と再来年の分も終わらせてはいかがであろうか?
そうすりゃ、怒られるのも一回ですむしね。国内の選挙対策には、『今年の分の参拝は3年前にしてあります。』と言えば良いのだろうしねえ。


形骸化そして、無意味化、早くこんな問題は消えて無くなってもらいたい。

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靖国の問題は『「国を守る」という命題の為にその国で生を全う出来なかった人々』への思いを分断させている。

僕は、靖国神社に戦死者を無条件で祭り、神道と国政が近い位置にある事は憲法違反だと思うし、やってはいけない事だと思っている。

同時に、兄弟を戦争で失った母の悲しみや子供を失った祖母の嘆きを理解しない訳でも、否定する訳でもない。

一兵卒を直接手をくだして殺したソ連兵やアメリカ兵を憎むのはおかしいと思うのだ。
戦争と言う状況を作り出した時の政治家・貴族・財閥を憎みたいのだ。


母よ、冷たいシベリアのバラックの中で飢え死にした兄を殺したのはソビエト人かも知れない。
が、そんな所に彼を追いやった連中はのうのうと生き延びているではないか。
『中曽根康弘海軍主計少佐』を見たまえ。


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20年くらい前に、祖母が僕に「彼女の息子の死を伝えに来てくれた戦友」の話をしてくれた事がある。大学でとっていた文化人類学の夏の宿題でフィールドワークの実習だった。


もうボケ始めていて、昔の事を覚えていないと言いながら、すこし悲しそうに息子の死の事を語ってくれた。
インタビューを終えた後の帰り道、祖母の事を考えたら、涙が止らなくなった事を覚えている。
もう、その祖母も死んでしまって長い時間が過ぎた。

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誰を憎むべきかはハッキリしている。

そして、そんな政治家を選んだのはあなた方だった事も忘れてはいけない。

国の政治屋は自分達の失策を糊塗する為に、
財閥は戦争と言う浪費で一儲けする為に、
貴族はその保身の為に
『市民を兵士に変えて』殺し合をさせる。

忘れてはいけない。そして、戦争を防ぐのは『国民一人一人の自覚』、と『国を超えた市民のつながり』だけである。
インターネットはきっとそれを助けてくれる。


2003.1.9
最近の物凄く不愉快になった出来事二つ。
1)松井という野球選手の過保護とも言えるマスコミの扱い
2)いままで何度も指摘され、分っていたはずの原発の無責任な体質を突然批判し出した地方自治体の態度。
この二つはムカムカする様な不愉快さを僕に与えてくれた。
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野茂を初めとする野球選手が大リーグに飛び込んでいった時にマスコミはどんな対応をしただろうか。
『上手くいきっこない』の大合唱ではなかったか。
向こうからのマイナスイメージをもった評価を垂れ流していたのではないか。

コンビニでふと雑誌を見たら『凄いぞ僕らの松井行って来い』だらけではないか。

読売さんよ。すこしは恥を知りなさい。

だから思いっきり言ってやりたい。松井大リーグで失敗してしまいなさい。大コケにコケて、あんたで一儲けしようとしている連中にすこし恥をかかせてやりなさい。

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新潟県を初めとして、原発を抱える自治体が相次いで電力会社を批判し始めた。
既に昔から何度も指摘されている問題点をあたかも最近知った様な口ぶりで電力会社のせいにだけしようとしている。
自治体と電力会社が一体となって税金を手に入れてきた。政治屋どもは大手の財閥系プラント屋と共にキックバックで潤ってきた。
これから、僕達の国は原子力発電所と言う名の金喰い虫を飼っていかなかえればいけない。
どこが、その金を負担するのか、自治体と電力会社である。

これから、原発を受け入れた自治体は大変なつけを払っていく事になる。 原発の輸入で散々喰い散らかした政治屋達はトンズラナのであろうか。

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バランスを取る為と言う訳ではないが、とても愉快なページを一つ。 マジソンズ博覧会を見に行こう。
2003.1.7
アルバート・アインシュタインの警句「困った事態をもともと作り出した人間や思考と同じでは、その解決は不可能だ」 霍見芳浩さんのエッセイからそうだよなあ。


今年は戦争の年になるのだろうか。
また、沢山の人が死ぬのだろうか?
平和な年になりますように。

バーバラ・リー議員(2001.9.15参照)の様な人はどれだけいるのだろうか。
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『ウエールズの山』のDVDが発売される。ああ、嬉しい。
この映画、「何が面白いのかなあ」と思いながらぼんやりと見ていて、ラストまで進んで、あの『最後のシーン』で涙が溢れ出た事を覚えている。
本当に必要な意味の『ナショナリズム』と言うのは自分達に誇りを持つ事であり、その地に生きた人々を誇りに思う事、そして子供達を信じる事。
近代ヨーロッパが発明した『ナショナリズム=離れた土地に行ってみかけや言葉や祈りを捧げる人が違うだけで殺しに行く事』ではない。

彼の地に生きる人を尊重して、愛する事。忘れずにいる事ができる一年でありますように。そして、インターネットがそんな祈りの何かに役立ちますように。
2002.12.30
昨日(と言ってもほんの30分前だが)は、一日何をする事もなく今年の事を考えていた。
色々な事があった一年だった。僕は33歳で東京から新発田に帰ったから今年で10周年である。 もう、来年の3月で43歳である。

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今年の一番大きかった出来事、一緒に働く仲間が出来た事である。
最初はパソコン教室の生徒だったのだが、今では仕事のパートナーとなりつつある。
僕が最初にパソコンの修行していた時代の事を考えると、実に色々と思い出す。
何人もの人たちと出会って、一緒にがんばってきた事を思い出す。
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最近は、食い物の話題ばかりだったが、今年最後に見たい映画は『ブラス』に決定。
今年感じた事を色々と集約させる映画だった。
来年最初のwebの更新はこれに関する物語。
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誰か、以下の詩の原文を知っていたら教えて下さい。とても気に入りました。彼の自伝からの詩らしいのですが、もう絶版になっている為に手に入らないようである。


『マジックジョンソンが黒人の子供達に贈った言葉』

「君には無理だよ」という人の言うことを聞いてはならない。
もし、自分で何かを成し遂げたかったら、
出来ない時には人のせいにしないで、
自分のせいにしなさい。
多くの人が、ぼくにも君にも「無理だよ」と言った。
彼らは、君に成功してもらいたくないんだ。
なぜなら彼らは成功できなかったから、途中であきらめてしまったから、
だから君にも諦めてほしいんだ。
不幸な人は不幸な人を友だちにしたいんだ。決して諦めては駄目だ。
自分のまわりをエネルギーであふれ、
しっかりとした考え方を持っている人で固めなさい。
自分のまわりを野心であふれ、
プラス志向の人で固めなさい。
近くに憧れる人がいたら、
その人にアドバイスを求めなさい。
君の人生を考える事ができるのは君だけなんだ。
君の夢がなんであれ、それに向かって行くのだ。
なぜなら、君は幸せになる為に生まれてきたんだ。
なぜなら、君は幸せになる為に生まれてきたんだ。






ウォルターマッソーがベアーズのベンチに座るちび助にかけた言葉を思い出す。
** 僕は、20歳の半ばに毎日だらだら酒飲んでいる営業の連中と飲むのを止めた。
あいつらは、自分の後から入った連中を自分の後ろに留め置く為に毎晩酒を飲ませる。
そしてナアナアで競争しないで、勉強しないで、がんばらないで、追いこさないで、追いこさせないで、生きて行きたがった。
そんな連中と酒飲んでも話にならない。下水道の設計で談合を行なう会社にいたことがある。その会社の反吐が出る様な営業連中にひどい扱いを受けたのもそのせいだった。

負けてはいけない、何者かになろうと思うならば、孤高を恐れず、自分を貫かなければいけない。 決して後悔していない。





2002.12.20
小町ウオッチング:天麩羅の改良が見られた様な気がする。
今日、小町うどんを食べに行ったら、天麩羅が脂っぽくなっていた様な気がしたので食べてみた。旨くなったようだ。暫く前に書いた事が原因と言う事はないだろうけど、うんうん良かった。
やっぱ天麩羅は油がタップリしみ出ていないといけない。


今日は『ぼっかけ丼』『ぜんざいうどん』を注文した。これが何と二つとも当たりである。実に旨かった。
『ぼっかけ』は神戸の方の牛のスジの煮込みだそうだ。食べてみて旨かった。いつかどこかで食べた味だ。

『ぜんざいうどん』は、釜あげうどんに小豆がたっぷり入ったアンコがどっさりとかかっているのだ。
なんか想像すると食べるのに勇気がいりそうな物だが、これが実に旨いのである。
白玉のもっているモアモアした感じと同じ感じを、釜あげ状態で湯から上げた麺が持っているのである。
アンがこの麺に絶妙に絡み付いて絶品である。
このようなメニューを考え付いた人にはビックリである。もしかしたら讃岐の方では当たり前に食べられていたメニューなのだろうか。
普通のうどんの麺にかけてみても絶対にこの味は出てこない。
今日は実に収穫があった。

2002.12.18
小町ウオッチング:こないだ『柚子ネギ』を食べた。
これは旨かったよー。寒い日には柚子ネギとぶっかけ(冷)を各小で食べると良いなあ。
柚子ネギはからだの芯から暖まるし、ぶっかけは大根おろしにレモンというビタミンC部隊が風邪に強い栄養を与えてくれる!
小町うどん業績は良いのだろうか。万一潰れてしまったらもうこの辺でこれほど旨いうどんは食べられなくなってしまう。

まだ2ヶ月であるが、もう2ヶ月立ってしまったのである。がんばってもらいたい。
そうそう、前にも書いたが、かき揚げは何とかならない物だろうか?

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このwebを立ち上げてから、12月で丸6年目になるんだなあ。

感慨深い物が有る。色々な素晴らしい人に出会ったり、変な輩に脅迫されたり、まさに様々であった。
色々な事があったけど、インターネットが僕らの生活にどんな変化を加えていているのかまだまだ考えて行きたい。
僕の子供達はどんな世界を見つけだすだろう。


年明けにWEBを大改造しようと思いながらなかなか進まない。一つ大きなページを作ろうとすると調べる事が一杯でこまってしまう。まあ、ちまちまやって行きますか。


まあ、相変わらずテーマは一つ『ここに有るのは僕の正義』文句の有る人はかかってきなさい。


2002.12.3
超旨い中華料理のお店発見!!
瑞鳳と言う名前のお店である
新潟の信濃町2ー5にあるのだ。電話 025-267-8575である。
昨日、病院に親戚のお見舞いに行った帰りに奥さんに連れて行ってもらった。
本当に旨いよ。店の作りも本格的で、本当に凄いのだ。椅子やテーブルも良いし、畳の座敷も素晴らしいの一言に尽きる。
白菜のクリーム煮とチャーハンと牛肉のオイスターソースを食べたのだが、今まで食べた事のない美味しさだった。
なにせ、柾仁がチャーハンの皿を離さないのである。母親が少し取り皿に自分の分を取ったら泣き出してしまった。
オイスターソースの味の使い方も素晴らしい。何とかまねをしたい物だ。

もう、新潟近辺で飯を食うとしたらここしかないね。



スラムダンクネタ:スラムダンク完全版を思わず買ってしまった。
今まで普及版で見ていたのであるが、全然迫力が違うのである。
丁度、三井君がバスケ部に乱入する辺からのお話である。

余りの迫力の差に、びっくりした。ただ残念なのが、普及版では毎回の最後のページと次の回の扉の間に有った一コマのマンガがなくなっている事だろうか。

全巻買うかどうするか今考え中である。


2002.11.25
少林サッカーを見た。どうしようか、この嬉しさは。
いつか映画のページを充実させようと考えながらなかなか出来ないでいる。
手をつける時はこの映画からつける事になるのろうと思う。
余りに書きたい事が多すぎて書き切れない。
借りてきたテープを何度巻き戻しては見た事だろうか。

特撮技術が発達したと言うのもこの映画のバックボーンには有るのだと言うことはいえるのだろうねえ。
遠い宇宙の風景を写さなくても、こんな近くの世界を写すだけで心を感動させる事ができるのだ。
素晴らしかった。

今度売り上げが上がったら買うDVDのリストNo1である。



小町ウオッチング:今日は『かけ大』を食べた。
湯に麺を付けた後の水切りが命。今日の作る人は目一杯水を切っていた。今日は結構旨かった。
しかし、一日何十回もあんなに水切っていたら腕が壊れないかア〜。

コシの有る無しと言う面から見るとコシは無かったと思う。しかし旨かった。
良く考えてみれば長い営業時間で不特定多数の人間が来るのに常に最適の状態の物が作れない事は当然である。

今の所、小町は良くやっていると思う。天麩羅を除いてでは有るが.......

今日も天麩羅は多く残っていた。

東京にすむ友人から博多うどんの話を聞いた。このうどんは、コシが無いそうで有る。
そういえば、中国生まれの女性に作ってもらった麺もコシが無かった。雲呑の様にスープと喉に滑り込んできたっけ。
web探していたら凄いページ発見。 麺聖のうどんグルメの旅にようこそ世の中には色々な人がいる物である。
こうなったら一回讃岐に行かねばなるまい!!。

僕もいつか、小麦粉食の謎を解きたい。


2002.11.21
新発田には栄佳堂(グリーンコート店)と言う本屋さんが有る。
本の中味にとても詳しくて、気さくな店員のおじさん(Kさん、僕もおじさんなのでお許しを......)がいる。僕のお気に入りの本屋さんである。
そして、とても素人が買いそうに無い本が時々おいてあるので不思議でしょうがない。

昨日、講習会の生徒に使ってもらうテキストを買いに言って面白い本を見つけた。
『パソコンインストラクター完全マニュアル』ポール・クローチア著 海文堂 2800円  という本である。
ふと目にとまったので、パラパラめくって、いかに面白い本か分った。
しかし、この本なんか棚にさらしておいても絶対に売れないと思うのだけどなあ〜
まあ、取次ぎの配本パターンに僕の趣味が覚えられていて配本されると言うならば面白いのだが.....
確かに栄佳堂以外では見ない本が多いし、新発田で買う時は、僕はここでしか買わない。

僕は、仕事としてパソコンのインストラクター、講習会のプランニングもしているのだがいつも思っていた事がある。
それは、インストラクターの質の低さである。
きちんと教えるという事がどういう事なのかを理解して教えているインストラクターが少なすぎる。
『何度パソコン教室に行っても覚えられない』という人が多くいると言うのがその証拠である。

少しパソコンが『できる』人間が2ー3回人の講習を見て、テキストを読んでいけば良いのかと思いそのままインストラクタになってしまう様な例が多いのだろう。
そんなセンセイが教える授業で生徒が分かるようになるはずが無い。


日本の風土なのかも知れないが、学習が出来ない人間がいた時に、その原因をその人間に求める傾向が有る。
つまり、他の人間はこの教え方でできるのだから、それが出来ないのはその人間に何か欠陥がるのだと。
僕は、それは違うと思う。
人それぞれに性格が有り、理解する道筋も違うように教え方も様々にあっていいはずである。
そんな気持で一杯だった。
僕は、学校に行っていた時、とにかく劣等生であった。人が一回で覚えられる所が、何故か違うように覚えてしまい、何回も同じ間違いを繰返していた。

そんな時、誰かが僕にあった教え方をしてくれていたらもっと違った人生を送れたかも知れない。

この本は実際にパソコンのインストラクターを行なっている筆者が実例と理論を巧みに交互させながら納得させてくれる内容になっている。
ずーと、僕が考えて実践してきた事が書かれていて嬉しかった。自分のやってきた事、考えてきた事が正しかったのだろうと感じてしまう。
『人に物を教える』という事がどういう事なのかという事を考えさせてくれる。 『人に物を教える』という事は技術として伝える事ができるのだと感じさせてくれる。 もっとこの本が沢山売れて行ってほしい。


僕が講習会で必ず話す事にしている言葉
「僕らも毎日会社で(ソフトを使いながら)壁にぶつかっています。だけど、頑張って少しずつ乗り越 えています。みなさんも壁にぶつかっても、頑張って乗り越えてください。」
「この機械(パソコン)が、みなさんのしあわせをちょっとでも大きくする機械になりますように。お祈りしています。」


暫く嫌な事が続いて悲しかったけど(まだ終わっていない)少し元気が出てきた。


2002.11.16
『osoli』というメーカーの帽子(CAP)を知っていませんか?

オーソ−リーという風に読むのかと思うが、正確な所は分からない。
27才のころだから、もう15年位前になるだろうか、大久保のICIでふと買った黒のキャップが意外と肌に合い、気に入って毎日被っていた。
バイクで山に行ったらヘルメットからCAPにかぶり直してテントを立てた物だ。

いつの日か中野の飲屋で好きだったあの人にあげて、また買えば良いやと思い、ICIに問い合わせたら売り場にはもうなく『今後も仕入れない』だろうと良う言葉が帰ってきた。
どこかで手に入らないかと食い下がる僕に、親切なICIの担当者は輸入代理店を教えてくれて、日本での輸入元に電話する事が出来た。
輸入元の小さな代理店に電話をしたら、気さくなお兄さんが電話に出てくれた。 そこで聞いた言葉は、アメリカの二人兄弟がやっているメーカーで作られている事。
現在製造が中止されている事。
その二点だった。

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オフィスの色々な物を片付けていたらこの帽子を入れる袋が出てきたので余りの懐かしさにgoogleを検索する物の、一件のヒットも無かったのが悲しかったのでここに書く事にした。

『思い出の品物ができるのって一瞬なんだよな』バイク好きの若者がかつてかたった言葉である。
あの帽子は今どこに有るのだろうか。そしてあの素晴らしい帽子を作ったかの国の兄弟は元気だろうか。どんな帽子を作り続けているだろうか?
そして彼女は今も相変わらず賑やかな人であるだろうか。

僕は幾つの思い出の品物を覚えて行く事ができるだろうか?

そしていつの日か思いでたちと出会えたら僕は幸せ。
ちなみに今はwatership trading という会社のBellimghamというシリーズを愛用している。

watership tradingのページを探しているうちにoutdoor-station というページを見つけた。
冬は冬でアウトドアを楽しむ術が有る。


2002.11.15
小町ウオッチング:先日友人とうどんの話になって、彼は小町に行った時の話をし始めた。トッピングを取り過ぎて1600円近くになったそうだ。天麩羅に、空揚げに、おにぎりに.....。余りに多すぎて、残したそうだ。トッピングはほどほどに.....


そこで今日は、昨日に引き続いて苦言を『かき揚げをもっと美味しくしてほしい』
何といっても『うどん』大王様は『かき揚』げである。
そもそも、人間の五感にうどんがいかに食い込んでいくかと言うと、
『ダシ汁の旨味』タンパク質(肉)
『うどんの小麦粉』デンプン質(糖)
『テンカス』脂肪分(油)
という3大栄養素を網羅しているのである。

ところが、テンカスが不味いのである。テンカスは油がギトギトしていなければならないのだが、まっったく油がよけいに加わっていないただの小麦の小さな玉なのである。あれはテンカスとは言わない。(初日に行った時は、今の物とは違いトゲトゲした良いテンカスが使われていた。)

そうすると、次に油を補給するのは『野菜のかき揚げ』にならなければならないのだが、これがまた不味い。冷凍の人参の小麦和え焼きとでも言う様な風情である。
あれだけ、旨いうどんを作りながら、この部分がこれではいけない。

ちなみに、僕の会社では競馬場のテンプラそばの天麩羅を作っているのだが、この天麩羅が気合い入って旨いのである。
畳一場くらいの天麩羅揚げ機で、ただキャベツと人参とタマネギを揚げているだけなのであるが、物凄く旨い。
キャベツとタマネギの甘味が油にうつり、その油をたっぷりと食するのである。

食の世界には小麦をいかに食べるかと言うレシピが存在する。
天麩羅、餃子、ピザ、(おこのみ焼き、タコ焼きなども入る)これらの食を良く見てもらいたい。
野菜の天麩羅を地場の八百屋から買ってその日のうちに刻み、豊富なビタミンを小麦粉で包み込み、適切な温度であげる。
タンパク系の揚げ物とは油を変えて挙げる。
これだけでとても旨い天麩羅うどんになるのだろうがなあ〜。

ああ、うちの会社の天麩羅使ってもらえればなあ〜。技術指導でもイイや.......(笑)

小町うどんウオッチングに関しては、ここばかりでは無く、少し下の2002.10.14 の欄も読んでね。(とても美味しかったFirst Impressionも書いてある。)
2002.11.14
小町うどんウオッチング:駄目である。久しぶりに14:30前後に行ったのだが美味しく無かった。多分、一番混んでいた時間が終わって、一段落なんだろうが、駄目であった。
確かに、うどんは柔らかかったが、コシがないのである。この位のおいしさならば、この辺のうどんやさんでも有りそうなのである。
あの、コシがないのが問題なのである。時間や調理人の腕でばらつきが有るのは食べ物を作る時にはあたりまえであろうが、これは少し問題である。 単に、値段が安いというだけでは無く、旨いというところも売りにしなければいけない。




2002.10.29
人はそれぞれことなった所に命を得いつしか人生の海へ合流する。
その海はいつの時代においても荒れ狂い凪ぐ事を知らない.....。

久しぶりにしまっていた『カムイ伝』見かけた。ラストの言葉である。
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『ハリーポッター』という映画を見た。リチャードハリスさんが亡くなった新聞記事を見た。
あの映画の美しさと共に、少し泣いてしまった。

ジャガーノートと言う映画をとても小さい頃見て、凄くかっこいいイギリス俳優だなあと思ったのを覚えている。
それ以来のさほど熱心では無いファンである。
最近では『許されざるもの』でジーンハックマンに痛めつけられる役をやっているのを見て可哀想だな−と思った事とを覚えている。

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あの『ハリーポッター』という映画は、自分が孤独である事を発見した少年が、その孤独の意味を見つけて行く物語である。
こんなにいい映画だとは思わなかった。
『バンデットQ』なんかにも近いテイストが心地よかった。
孤独である事を感じられない人間は不幸である。
孤独であるから友人が必要であり、愛してくれる人間が必要なのである。

死んで行った母親が命がけでポッター少年を「愛してその印を残してくれたのだよ」とリチャードハリス扮する校長先生が語るシーンは涙無しでは見る事が出来ない。

母は死んで、子供の輝くひとみにその愛を託すのだ。
先日、子供を見ていて、自分がいつかこの子より早く死ぬのだろうなと思った時に思わず涙が出そうになった。
涙もろくなっている秋である。



あの『ハリーポッター』という映画は、『ネーバーエンディングストーリー』『ジマンジュ』『バンデットQ』『頑張れベアーズ』なんかに並ぶ僕の大好きな子供向け映画に入ってしまった。

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所で『スラップショット2』という映画がビデオで出ている事を知っていますか? あの初作で出ている三兄弟がパッケージの表に出ていて吃驚した。 面白い映画に出来上がっているかなあ。 少し見てみたい。
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そして、早く少林サッカーが見たい!!ああ、見たい!!

2002.10.23
『小町うどん』ウオッチング/今日は「かけうどん」とカレーを食べて来た。ゆでている鍋から直接うどんをすくい、丼に盛って暖かい汁をかけてくれた。芯の有る柔らかいうどんを堪能した。


10/19-20キャンプに行って来た。毎年行く年二回のキャンプである。
凄く楽しかった。人生にリセットをかけてまたがんばろうと思う。

拉致問題について
毎日沢山ニュースが流れている。
アジア大陸/朝鮮半島に生きる人々と日本に生きる人々の間には埋めがたい溝が有る。

拉致問題に付いての北朝鮮の感情、日本人の感情、様々に有ると思う。
どうも、何か漠然としないのは、「従軍慰安婦の問題がどこででも議論されていないから」の様な気がする。
韓国の人たちの感情はどうなのだろうか?
中国の人たちの感情はどうなのだろうか?
強制的に日本に連れてこられて、生まれた国に帰れなくなり、日本で生きている人々の感情はどうなのだろうか?


日本から見たニュースだけで無く、アジアの、そして、世界の視点から見た論評が知りたい物だ。

北朝鮮のラジオ放送が戦時中の強制連行に付いて言及していたと言うニュースを聞いたがそれ以来何も聞かない。
国際政治の迷路は、様々な問題を解きほぐせなくしてしまう。互いに過ちを行なった事は記録されなければいけない。


『従軍慰安婦』と『拉致』を並列に論じた新聞にどこかの馬鹿が文句書いていたけど、まさに馬鹿である。
今、新聞もメディアも『拉致した北朝鮮悪者』一色である。

本来ならば、
『従軍慰安婦にした日本は悪者だし』同じように『拉致した北朝鮮』も悪者だ。
そして、いつも、一般の市民が被害にあうのだ。
戦争反対、戦争を呼ぶ軍備は縮小しよう。

と論じなければいけない。

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ナチスを『悪』と認定して、徹底的にユダヤ人に賠償を行なったドイツと比較するのも恥ずかしい日本だ。


僕は、北朝鮮の行なった行為は物凄く腹立たしいが、日本の政府の取って来た対応に関しても腹立たしさが止らない。
松茸なんぞもらって来てどう言うつもりなのだろうか?
松茸以外に沢山のリベ−トや利権を持って来ただろうになあ。


そしてまた、一時帰国した人たちを返さないとか言い出している外務省の馬鹿共には呆れ果てた以上にお話にならない。
低能の一言に尽きる。

2002.10.16

『小町うどん』ウオッチング/今日は肉うどんを食べて来た。
凄く旨い。この旨さならきっと牛丼も旨いだろうね。今度食べよう。
ワカメうどんにワカメはいり過ぎだと思う

うどんに腰が無くなった様な気がする。一番最初に食べた時が一番旨かったなあ。何故だろうか?きっと、茹でるのが上手い人が帰ってしまったんだろうか?

2002.10.15

先日偶然お店で見つけたお菓子であるが、皆川製菓の『キムチの種』が今絶滅に瀕している。みんなで買おう。
ちなみに、この会社のトウガラシの種と言うのは10年以上前から食べている記憶が有る。

『小町うどん』ウオッチング/今日はカレーうどんを食べて来た。カレー釜玉とカレーうどんである。旨かった!!/夕方のり弁を買いに行ったらお店に有る女性週刊誌に讃岐うどん大ブームと書かれていた。僕は、ブームに乗ってしまったのだねえ。

2002.10.14
『小町うどん』ウオッチング(笑)
今日家族と小町うどんで食べてきた。
絶対ここのうどんは旨い。
6時くらいに行ったのだが、どんどん人が押し寄せてきて僕らが食べ終わった頃には列が出来ていた。
脂がギトギトのラーメンなんかに比べて、非常にヘルシーだし、とにかく旨い
ただ、その旨さをきちんと新発田の人々が理解出来るか、それが不安で有る。
とにかく、導入は『安い』というキーワードですすめれば良い事なので有る。その内、旨さが近付いてきてくれる。(僕が一番新発田で旨いと思っている寿司屋さんは本当に流行っていないので有る。東京なら毎日客が押し寄せても良い様な店がそんな扱いしか受けていないので有る。)

講習会の生徒が、どのうどんを食べたら良いか分からないと言っていたので、選び方を教えてあげた。

まず、食べてもらいたいのは、『釜上げうどん』である。
これは、この辺(新発田近辺)では無かったと思う。(形を真似た物はあったかも知れないがここで食える様な物は無かったと思う。)
うどんが釜の中で湯でられると、麺の外側にヌルヌル状態の滑りが出て来る。蕎麦やスパゲティなどでもこの現象は起こる。
蕎麦の場合は比較的少ないのだが、パスタの場合は結構多い。小麦粉の含有量の差であろう。パスタを水でさらさないでオリーブオイルをからめるのは、この滑りを使って芯まで油分を絡め、小麦粉が空気に触れないようにする為で有る。


そして釜上げ系の食べ方は、この滑りを最大限生かすので有る。
つまり、水でさらす事無くお湯の中に麺を泳がせてそのまま濃い汁に放り込んで食べるのだ。
まるで雲呑の様な、雲の様な喉触りで胃の腑に入り込んで来るのだ!!

その滑りはミクロのブラシとなって濃いめの汁を巧みにからめて僕らの体の中に溶け込もうとする。極楽である。

ダシ汁の中の旨味は僕らの体に満足感を与える。タンパク質が体内に取込まれた時の満足感で有る。
同時にデンプン=糖質は脳に満足感を与えるのだ。
釜上げうどんの旨さは、動物的な本能(タンパク質を取ろうとする活動)と脳的な満足を同時に味合わせてくれるのがこのうどんなので有る!!。アメリカの血の気の多い馬鹿に食べさせたら少しはまともになるかも知れない。そうだ、今度ホワイトハウス支店を作ろう!!世界平和のために!!

そして、ゆっくり時間をかけて食べる事をお勧めする。
最後の方になると、麺が泳がせているお湯の中に溶けはじめて、どんどん軽くなるのだ。そしてその味わいの差が面白い。
うどんが泳がされているお湯も捨ててはいけない。濃い汁の中に注ぎ込んで飲んでみるとこれまた旨いのだ。

『ぶっかけ』で半熟卵が入っているタイプの物はこの滑りと卵の黄身の味わいが絶妙に絡まって来るのだ。

まいった。もう5種類くらい食べてしまった。降参で有る。

水でさらしてから汁に入れるタイプのうどんは腰の強さを味わう事ができる。
僕は、小麦粉食の世界的分布とその意味に興味を抱いている。 多分、『讃岐うどん』をじっくり観察出来るこの店が出来たのは、どこか雲の上の高い所にいる人が『讃岐うどんを味わってみろ』と言っているのだろう。 もう少ししたらこの考察は、小麦粉食の研究に加えます。
2002.10.11
『小町うどん』が新発田に開店した。

実は、僕は「うどん」が嫌いなので有る。
なぜ嫌いかと言うと、昔、大阪に住んでいた時に、四国にバイクで旅行した事が有る。

その時、本物のうどんを食べてしまい、その後新潟で食べた「うどん」の余りのお粗末さにあきれはてて、もう、あの旨いうどんは食えないのだろうなあとほとんど諦めていたので有る。

そこで、今回、『本格讃岐』と言う名前に引かれて、行ってみたので有る。

いてみて驚いた、何と。ばっちりなので有る。
このお店、実に旨いうどんを食わせてくれるのだ!!!

良かった、もう二度と食えないと思っていた、あの『讃岐うどん』と出会えたので有る。
感動で有る。

7号線バイパスを村上方向に走り、跨線橋の直前、新富町に有る。

もしこの店が消えてしまったとしたら、新発田の住民は本物の舌馬鹿で有る。
これだけ旨いうどん屋はちょっと無いぞ。
皆行こう!!。新潟県下には、三条と上越に出来たらしい。




2002.10.8
秋の公園の木々が葉を落とすように仕事が切れた。
忙しいのもたまらないけど、こう静かなのも悲しい物だ。


丁度前から、RedHatの稼動を行ないたかったので本格的にいじる事にした。 まずはテキストモードで動くようにして(グラフィックモードだと画面の表示が上手く行かないマシンだったのだ)簡単なコマンドを学ぶ。

昔、MS-DOSやVAXのVMSを学んだ事を思い出す。
postgreSQLの本(シーラカンス本)を買ってきてインストールした。
何ともスムーズにインストールが終わりQQLでデータを入れたり出したりできる事に感動。
今度は、Linuxの方のサーバーを勉強して、PHPに挑戦する事にした。

俗物王と言う漫画に『腰をかがめないと跳ぶ事は出来ない』と言うセリフが出て来る。
確かにその通りで有る。


もっと深い泥沼に飛び込むかも知らないけど、まずはかがまないとね。
とんだ先がどこになるかなんて後から考えれば良いので有る。


それにしても、今底だなあ〜。



2002.9.29
すっかりスラムダンクにはまってしまった。
毎日2−3巻は読んでいる。
何がこんなに面白いのだろうか?
ゆっくり考えて行く為に『スラムダンク考』と言うページを作る事にした。
まだ空だけだが、ゆっくりと書き足していこうと思う。
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北朝鮮の拉致の件に関して一言だけ書く事にする。
なぜ北朝鮮との国交正常化に躍起になっているのか考えてみると、援助と言うのは膨大な利権が絡むのだ。
政治屋が一生懸命なのは、援助に絡む利権をいかにぶんどるかと言う事なのだ。
ああ、腹がたつ!!


日本の政治家や外務省に『本腰で拉致問題に取り組んでいなかった事』を怒っている人がいるが、あの連中にとっては拉致など気にもかけていなかったのだ。

本気で怒っているなら、なぜ、次の選挙で自民党を負けさせない。
公共事業を引っ張って来させて、自分の会社に利益をもたらせておいて、あいつらの選挙運動を手伝って、こういう時怒ってみせて、また次の選挙ではパーティ券買って献金して、仕事をもらう。
そんな屑が何を言うのか!!


僕は、以前、こう言った事件に対して警察が全く気を入れた捜査をしない事に怒ったが、同じように政治家、官僚にも怒りを感じる。

思い出してみよう、オウム一派が「坂本弁護士」を拉致した時の警察の対応を!!!
ヤツラ(政治家、官僚)にとっては、庶民の命など、どうでも良い事なのだ。あの小泉という馬鹿はすっかりなめられて、今回呼びつけられてホイホイ行ったのだと言う事ぐらい分からないのか。
どうして支持率が上がるのだ???

北朝鮮では関係者は処分したと言う事であるが、どんな処分なのだ?全く、こんな話を聞かされて帰って来るとは馬鹿にされた物である。

朝鮮学校の生徒が暴力を振るわれたとも聞く、どこの馬鹿が暴力を振るうのだ。
彼等(朝鮮学校の生徒)に何の関係が有るのだ。絶望的になってしまう。

日本の経済は今最低である。
そんな社会を作った張本人を責めないで弱者同士で噛み合って何か良い事でも有ると思うのだろうか?


2002.9.14
『スラムダンク』著者:井上雄彦さんという漫画にハマってしまった。
バスケットの漫画なのだが、非常に面白いのだ。
主人公を始めとして沢山の登場人物が出て来るのだが、その一人一人が内面に傷を持ち、バスケットボールを通じて人間的な成長を遂げる。
鬼コーチや、中学のころ上手くて不良と付き合いブランクが有る男、様々な人間の姿が描かれる。
そして皆、今と違った自分になろうと必死なのである。

31巻で完結するのだが、6年かけて4ヶ月しか時間が進まないと言うとんでもないお話なのだ。
とにかく、バスケットの描写が上手い、しかしながら長い、そして完結した後で単行本で読むのならば『心地よい』。

ひと試合を描写するのに、4-5巻かかるのだから、これはたまった物ではない。
けど、面白い、試合の中で主人公達が内面的な成長を遂げる辺も実に良く描かれている。
それがいいのだよね。

『今と違った自分になりたい、ここではないどこかに行きたい』と思う気持が僕らに物語を作らせるのだろうか?
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舞台が湘南である所や、不良少年達が本気で喧嘩する所なんか、『湘南爆走族』を思い出す。
結構、連載の早い時期では違う方向(バスケは添え物で総合的な高校生の生活を描いた物)を目指そうとしているのが見える様に思えるのだが、巻を追うごとに方向性が変って来る(全国制覇ヘ一直線)のが分かる。
『しゃにむにGO』から『テニスの王子様』に変ったと言えるかも知れない。
スポーツ漫画の色々な要素が集まっていると言える。

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この作家の最近の仕事と言うと『バガボンド』が有る。青年期の宮本武蔵を描いた物であるが、非常に面白い。
僕は、宮本武蔵と言うと坂口安吾が『青春論』の中で描いた物しか知らないが、その姿に非常に良く似ている。
安吾の話を書きたいと思いながらいつも書けないでいる。
やはり、イイ文章はそのものを読む他無いのであろうなあ。

もう一つ『リアル』という車椅子バスケの話も有るようだが、見ていないのでなんとも言えない。


ああ、仕事しなくっちゃ!!
2002.8.30

ああ『昂(すばる)』のボレロを見てみたい。

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先日まで講習会の講師(16人相手に2日1クールで14回)を行なっていた。

色々と考えさせられる事が多かった。
27歳の頃から42歳になる今年まで、足掛け15年位、断続的に講習会の講師を行なってきた。
今回、講習会や講師のあり方について、自分なりに一つの結論が出たと思う。

今度詳しい事は書くつもりだが、講習会の講師というのは非常に面白い仕事なのだ。

僕が講習会の秘訣と考えている項目は以下の通りだ。

【1】テキストを読みあげるのではなく、自分の言葉で話をしたか。

【2】きちんと一人一人とコミュニケーションをとっていたか。
【3】講師の知っている事を話すのでは無くて、生徒の知らない事を教えていたか。

【4】『操作方法』では無くて『仕組み』を教えていたか。
【5】生徒がこの先生にもう一度習いたいと感じたか。
【6】生徒はリラックスしていたか。
【7】講師は真剣で、謙虚であったか。
【8】その講師にしか出来ない講習を行なっていたか。
【9】講師は講習会を楽しんでいたか。


一番重要なのは2番と3番である。重要な事は受講生が何を考えているか察する事である。
自分が真剣に生徒に語りかけようとする。
そうすると、生徒も語りかけて来るのだ。

実際、OJTで見ていた講師の卵なんかに一番伝えにくいのは、僕が講習会を行なっている時にいかに生徒の考えている事が心の中で理解出来ているかという事を教える事なのだ。

生徒が『目やしぐさで講師に伝えようとしている事』をいかに理解するか。とても難しい事だ。

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上手くいった講習会では最後は生徒と長い友人であったような感覚に陥る。 どうも錯覚ではなくて、生徒も同じ様な感覚を持っている様だ。

講習会では、『講師も生徒と同じように壁にぶつかり、それを乗り越えようとしているのだ』という事を僕は伝える。


今出来ない事を、明日は出来るようになる。『自分自身がもっと違う自分になろうとする。』それを伝えたかった。
僕も毎日違った自分になりたいと思いながら勉強を続けて行っているのだ。
そしてそれを伝える事が出来た時に、講習会は成功する。

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講習会が終わった時に拍手が起きるなどという事が考えられるだろうか?(ほとんどの回で拍手が起こり、それは驚きである。)涙ぐんでいる生徒もいた。


一回もエクセルに触った事のない人を6時間の講習で使えるようにできるのは凄いノウハウだよなあ。
ギャラは安かったが面白い仕事だった。この2ヶ月の講習会はいい経験だった。


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そこで、『昂(すばる)』の話である。彼女はダンサーで自分の見えているものを観客に伝えるのである。
今回出た10巻では彼女は観客を理解する。そして観客を自分の見ている世界に導こうとするのだ。

ああ、これは講習会と同じではないか。(大袈裟だなあ)
経験も考えている事も違う人々に同じ世界を見せようとするという点では同じだ。

一流の芸術というのはコミュニケーションなのだという事だ。
全国のパソコン講習会の先生の皆さん、『昂(すばる)』小学館 著者:曽田正人 は必読です

講習会というのは、テキストを読んで聞かせる事ではなくて、一つの芸なのだ。
自分の経験、見ている世界を相手に伝える事。これは芸と教育の共通点である。
生徒が講師のようになりたくなる授業、そして、自分を磨く事を忘れない講師でいなければならない。



2002.8.27

馬鹿な議員と馬鹿な連中に失望

高速道路を作るか作らないかと言う議論を行なっている方々が実におろかに見える。
だれも、道路が必要か必要で無いかなどと言う事を議論してもらいたいと思ってなどいない。


『道路公団』と言う仕組みをいかに変えるべきかと言う事を議論してもらいたいのである。
前提として、道路は必要なのである。しかし、物流コストがあらゆる意味で日本の経済を圧迫している。
今後も、その問題の解決には決定打が出そうに無い。

高速道路は確かに日本の経済を発展させたかも知れないが、今は足を引っ張っているのだ。それを明確に理解しなければいけない。

税金を投入して道路を作るならば一般道路をもっとスムーズに流れるようにしてもらいたい。
無理矢理高速道路と言う形で道路を作るよりはるかに良い事である。

例えば、僕のすんでいる新発田と言う町から新潟市までは4車線の無料のバイパスが通じている
このバイパスが有る事でどれだけの経済効果が有った事だろうか。
平行して高速道路が出来たが実はこの道路地元には非常に不評である。
新発田側でのバイパスの出口が整備されてそこはとても良くなったと言われているが誰も使わないのだ。

それはその通りである。バイパスを使うのと高速道路を使うので時間的な差は15分有るか無いかなのである。
その程度の時間短縮の為に800円(もっと安かったかなあ)も払う馬鹿はいない。
この区間の高速道路を渋滞回避の為に何回か通ったが、馬鹿馬鹿しいの一言に尽きる

こんな道路を作る為に金をかけるならば、今のバイパスの渋滞を回避する為の工事を行なってもらいたい。
きっと長距離の運転手も新潟で降りてバイパスを使うのでは無いかなあ。少なくとも僕が運送会社の責任者ならばそうする。


地元に本当に意味の有る道路は高速道路では無いはずである。
地元の土建屋や、工事関係者には利益になるかも知れないが、その地で企業を営んでいる物にとっては不要な経費がかかるだけだ。

高速料金の内どれだけの金額が公団の経営者の給料になっているのだ?
赤字の会社がどうして政府からの補助がもらえると言うのだ。

母体を赤字にして子会社を黒字にする様な連中をのさばらせていたのはどう言う連中だ。(自民党の道路族である)
そしてそいつらを選挙で選んだのはどこのどいつだ。(公共事業を食い物にした土建屋である。そして私達自身である。)

こういう自分の仕事に誇りを持つ事の出来なかった馬鹿共の為に『公団方式』は終わるのだ。いや、終わらせなければならない。税金は多くの公団幹部や、政治家、土建屋の大きな家や接待で費やされた高級料亭のお膳の上の御馳走と共に消えるのだ。

田中角栄が幕を開けた『戦後の終わり』の終わりである。


赤字路線は、国に買い上げてもらって、無料化する(もしくは全く別な料金体系を設定する)。これはもうしょうが有るまい。
黒字路線はうーんと人員削減をした最小レベルの組織で運用していずれ無料化して高速道路でなくする。
予定が立っている所には優先的に税金を投入して一般道路として作る。

隘路を解消する為のプロジェクトをきちんと立てて、土建屋が不等な利益を得ない事。
それが重要だ。
公団の職員をいかに失業させて行くかの策を考え無ければいけない。


自民党の議員や道路利権関係者の方々が昼間から集まって決起集会を開くなどと言う事は狂気の沙汰である。
あの連中の給料は生半可な物では有るまい。
御立派な連中である。もっと自分の仕事に誇りが持てる大人に育てば良かったのにねえ。



2002.8.12
何とか人生は続く。
結構シビアな状況が続いていたが何とか脱したかも知れない。

楽天的に何とかなると考えながら、自分を信じながら生きて行けば良い。
実際何とかなる物だ。
先日出張があって、電車の中で読む本が欲しくて軽い気持で本を選んだ。
前から読みたかった本なのだが、なかなか読む機会が無かった本だ。
水木しげるさんの自伝である。
実に素晴らしい本だった。
彼の人生は素晴らしい。自分を貫けば何とかなるのだ。
とても元気が出て来た。

*************
子供が託児所で死んでしまった。
メディアは、無認可の託児所が悪いと一生懸命報道していたが、僕は全くそうは思わない。
なぜ、無認可の託児所が無くならないのか考えた事が有るのだろうか?
社会の中に子供を預けたいと思っている人が多くいながら、適切な制度を作れない状況が子供を殺したのである。

僕らは、何の為に税金を払っているのだ。
自衛隊の予算はたっぷり有るのに、子供を安全に見ている事が出来る施設を作る予算は無いのだ。

この社会は狂っている。

あの子達はそんな社会に殺されたのだ。
行政、そして、行政の方向を決める政治家は国民に無限責任を負うのだ。

社会に殺された子供達の事を考えると無念で涙が出て来る。

決して、法律で決まっている事を行なったからもうそれ以上の事はしなくても良いのだと言う事は無いのだ。
そして、無認可の託児所が悪いと言って厳しく取り締まっても、問題は解決しない。

なぜ、無認可の託児所が存在するのかという、根本的な問題をきちんと捉えて、それを解決する様な制度を作らなければいけない。

そして、それを決めるのは、政治家の役割である。
そんな政治家を僕らは選ばなければいけない。
最終的には、税金を公共事業と言う形で持って来てくれて、そのあがりから献金と言う形で利権を回収する様な政治家を選択した私達の間違いである。
わたしたちの保育施策をつくる会」このページでは、事故が起こった時に行政がいかに責任のがれをしようとするか告発しています。まだまだ探せば幾らでも有るだろう。事故は確率で起こる物だと言う事を忘れてはいけない。問題は、いかにその確率を下げる為の努力をするかと言う事である。


2002.7.14
玉木正之さんが大好きなのです。
僕はとても大好きなのです。
ズーッと前にこの彼の『プロ野球大辞典』という本を読んだ時に、単にスポーツの評論を超えて素晴らしい文明批評になっている事に感動したのです。
そして、最近彼の文章をまとめて読む機会が会ってまた感動したのです。

ああ、彼の様な素晴らしい人があと100人もいてくれたらもっと面白くなるのになあ〜
「大阪スポーツパラダイス」を読んでいたら、体はくたくただけど、何となく元気が出て来たぞ!!


子供達よ、どんな腐った今であっても明日を信じて下さい。
あなたの希望は僕らの希望なのです
変えようと意志を強く持って下さい。
今がおかしいと言う気持を忘れないで下さい、そして問いかけ続けて下さい。いつか大人になったあなたがおかしな今を変える事ができるのです。
そして、今大人の僕らに勇気を下さい。
僕は絶対負けません。あなた方が問いかける事を忘れなかったら、きっと、そう思い続ける事ができる。


SPORTS COMMUNICATIONS
「大阪スポーツパラダイス」



2002.7.14
昂(スバル)と言うマンガにはまってしまった。
古本屋で軽い気持で一冊読んでみたら、一気に全巻買ってしまった。
バレー(ダンス)に才能のある少女が世界に通用するようになって行く姿を描いている。
素敵なセリフを一つ
『お前を殺してしまわない物は、全てお前を強くする』
同じ作歌のマンガを買おうと思ってしまった。


も一つ、キユーピーという名前のマンガにもハマった。
こわそうな暴力描写のあるマンガかと思っていたら、その裏側にあるセンチメンタルな人間に対する思いがことのほか面白い。
これも買ってしまうだろうな。(まだ買っていない)

========================
田中康夫さんの問題に付いて一言
例えば、僕がダム建設で生計を立てていたとしたら、これは当然ダム建設は肯定する立場にたつだろう。
『政治=公共事業=自分の生計』という悪循環が断ち切れなければこう言った対立は消えるはずが無い。
田中康夫さんを応援してくれ長野の人々よ。
あなた方が日本を変えます

長野に引っ越して一票入れたいくらいだ。

ダム作りで生計を立てている人たちも考えて下さい。もう、日本にはダムを作る事によって雇用を拡大して行くだけの余力は無いのです。あなた方の生活は少し変るかも知れないけど、それは、何とかしましょうよ、皆で考えて。
既得権益は消えつつ有るのです。
だから田中康夫さん頑張って下さい。




2002.7.7
久しぶりの更新
忙しいのかどうなのかと答えるならば忙しい。
儲かっているかどうかと聞かれたならば、全く駄目。
今年の上半期はまるで駄目だった。下半期はどうだろうかなあ。
まあ、長い種まきだと考えれば良いんだろうなあ〜。
金は天下の周りもの

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先日、突然アメリカの知らない人からメールが来た。
saitoという名前の全くの僕の別人にあてた物だった。
その後、アドレス帳の間違いだと分かり、色々とメールのやり取りが合った。

何度かメールのやり取りをして、僕より10才年上の人で、とても良い人で、顔を合わせてゆっくり話をしたくなる様な気持になった。
きっと、会う事は出来ないかも知れないけど、この世界の遠く離れたどこかでそう言う人がいると言う事だけでも嬉しくなってしまう。
彼の子供達と僕の子供達はきっといつか会って話す日が来るかも知れない。

そして、あまねく世界で生きている子供達も出会って、互いに語り合い、慈しみ、手をさしのべあう事が出来る日が来るかも知れない。
愚かな争いや、他人の貧困を前提とした世界の構造がいつか解消されるかも知れない。

僕には何ができるだろうか。何をすべきだろうか。



2002.6.8
自民党の森岡正宏という男が6/7、新潟市で開かれた衆院有事法制特別委の地方公聴会で「反対しているのは大学の先生ばかり。日本の教育界はどうなっているのか」と言ったそうだ。
こういう男を何と呼んだら良いのだろうか、馬鹿と呼んだら『馬鹿な人』に失礼だし、どうしようもないと感じてしまう。
悲しいと言う以前にこういうもの達と共に生きなければならないと言う現実を十分理解しよう。
法案が出て来たのはそれなりに原因が有って出て来ているのだし、日本の文部省教育が成果を上げて来た結果なのだからなあ。

憂鬱である。


何度か書いているが、

教員(あらゆる教育機関を含む)と言うのは自分の良心と信念に基づいて研究を行ない、
それを現実の社会に投影しようとしなければいけないのだ。
決して行政(文部省)の決めた指導内容を子供に押し付ける道具では無いのだ。

そしてその学説は、公共の議論の場、学会等で議論され是非を判断されなければいけない。
むろん、公共の議論や学会での判断が誤る場合も有るが、そのプロセスが重要なのである。
そして、本来の行政の役割は、一方的に『正しいもの』を決めて押し付けるのでは無く、そう言った教員の活動を補助しなければいけない。


ところが、戦後の文部省の教育方針は、『企業に入って上の言う事を聞いて、前例に従っていれば事なく年取れる』『何も仕事出来ない位の歳になっても破格の給料を取り』、『とんでもない金額の退職金をもらえたり』、『天下り(役人の破格の退職金)が出来る、そしてその影響力の中で一族、子供を不当に優遇して利権収奪の構造化を計る。
そんな人間を沢山作った訳である。『「日本型儒教」教育』とでも言うか。

結局、国際的な感覚の欠如した連中が量産され、日本の代表の様な顔をしているのだ。ガイムショウを見れば分かる。
今、日本は国際的に最低のレッテルを貼られている。それは当たり前である。本当に最低なんだから。

まずは、自分達の地方に税金を引っ張って来るセンセイに票を入れるのでは無く、厳しく行政を監視し、常識的な金銭感覚を持った人間を政治家に選ばなければいけない。


そして大事な事は自分自身が彼等の共犯者とならない事だ。
役人は、政治家から監視を緩めてもらう代わりに、政治家を応援して、政治家の良いように行政を歪めた。
本来、国民の為に使われるお金を自分達の為に使ったのである。

結局政治は腐敗して、景気は悪くなってしまう。

地方のボスザルの言う事を聞いていた連中はリストラされ行き場を失う。
しかし、共犯者だから何も言えない。
そんな馬鹿を指導者に選んだ自分達を子供達は見習わないでいてもらいたいものだ。いかにして愚か者である事を止めるか。

どーしよう。

次の選挙が最初のチャンスだ。決して最後のチャンスでは無い。諦めない限りチャンスは続く。




2002.5.14
狂牛病の牛の4頭目が見つかったと言う話をwebで読んだ。

Massie IKEDA: 内科医:池田正行さんのページを見付けた。
とても良い事がかいてある。いかにして、牛肉を食べるボイコットを行なわないで日本の行政を批判する事ができるだろうか?考えさせられる物だ。
トップは ここから本当にただの医者では無いなあ。

スコットランドにいきたくなって来た。いろんな事を頑張りたくなって来た。


2002.5.8
憲法9条がおかしいなどと言う首相をよく許す物だ。
悲しいの一言に尽きる。
猛烈に落ち込んでしまう。

2002.3.27
色々な事のあった数日間であった。
大阪出張行ったり、新しいデジカメ買ったり、人生は色々だあねえ。

駅に向かう道を年老いた母と二十歳位の男が一緒に歩いていた。
男は少し恥ずかしそうに、母はうつむいて歩いていた。
24年前の自分が、大学も決まらず東京に出て行こうとしている自分が思い出された。
何故か涙が出てきた。
この年月で自分はどこに辿り着いたのだろうか。

辻元清美さんの問題に付いて一言、『辻元さん頑張って下さい。』

自民党の屑の様な議員が秘書を使って犯罪行為と行っていい様な利権あさりをしているのに比べて、あなたの秘書からの還元金はそんな事には使われていなかったのだから何も恥じる事は無い。

議員の政治活動を公費で行なうという主旨と、秘書の給与に限定すると言う事は本来いっしょくたにされては困る事だ。
政治活動に金がかかり、それを行なうのに寄付金等が必要で、それを企業から受け取る事で政治が特定の企業向けになる.......という悪循環を断ち切る事を主旨とした法律だったはずだ。

確かに形式的には秘書給与と言う形では使われなかったかも知れないが、その金は政治活動に使われたのであるから主旨から外れてはいないはずだ。
自民党の議員が利権あさって、企業を恐喝して寄付金を出させているような秘書の給与は公費で良くて、金が無くてボランティアの人間にラーメン食べさせてあげるのに使ったらそれは間違えているのだろうか?
秘書が犯罪行為を行なっていてもいいのか、加藤チャン、自民党の諸君!!

辻元清美さん、一つ賢くなったあなたはこれからの人生をあの馬鹿共をぶちかます為に頑張って下さい。
とにかく、負けるな。
俺も貧乏人だから、あんたの側の人間だ。


しかしマスコミもマスコミである。
カトウやムネオの問題に比べてはるかに軽い(形式的な違法行為と思える)問題をあたかも大問題のように捕らえるのだから腹が立つ。
恥を知れ!!




2002.3.5 日本の医療訴訟の現実で看護婦や医師が多く有罪になっているのは悲しむべき事だそうだ。
病院の人員不足や設備の不備から生まれる事故を現場の医師や看護婦のせいにすると言う形は悲しい物だ。
下記のWEB見たら悲しくなってきてしまった。日本医師会ってのは最悪だね。

「医療被害防止・救済システムの実現をめざす会」 医療事故情報センター


2002.3.4 麻菜がうまれる時に明け方5時くらいだったのだが、『へその緒が首に巻き付いて心音が低下する』と言う事で、急遽『帝王切開をした方がいい』と看護婦が判断をして同意書にサインさせられた。

母子が死んでも産院を訴訟しないと言う事が表現されていた文章だったような気がする。
こういう文書を書かせるとは何と言う時代錯誤な馬鹿な産院なんだと思ったけれども何も言わなかった。もやもやとした不満感と不信感がどこかに残ったけど、まあこういう書類は決まりものなんだろうと思いサインした。ゴネてもしょうがないし看護婦はマニュアルどおりの事をしているだけだろうから。(その後主治医が来て帝王切開をする間でも無く生まれて来た。)


こういう時はインフォームドコンセントを完全に実施して、万一の場合には公正な調査をすると言う誓約書を出した方がいい。病院が、万一の時のカルテの開示、公的な審査委員会の設置等の内容を保証するのだ。

病院を訴訟しないと言う誓約書は早い話病院が、医師を一方的に守る為に情報公開を行なわないと宣言している様なものだ。それは患者に悪印象を与える。そして医師に甘えを許す事になる。
同時に、医療現場に何らかの問題があった場合(無理な勤務スケジュール、老朽化した施設、マニュアルの不備)にそれを明らかにする事は経営者にとっても大きな問題である。

どちらにしても万が一の事が起こったらそれは三者にとって悲劇なのだ。医師にとっても、患者にとっても、病院の経営者にとっても大変な悲しみである。
悲劇が起こった時に患者は適切であったかどうかが知りたいだけである。

済んだ事をくよくよ言ってもしょうがない。まして、不当な利益を上げようなどとは思わない。そう言う不幸な事故の時の為に保険が有るのだから、病院はきちんとその手の保険に入っておいてその上で手術するべきである。
事故を不幸な偶然の一回と捕らえるのでは無く、ある程度の確率で生じる日常の出来事として対峙しなければならない。


『病院-医師-患者』という三者の関係がきちんと緊張感を持った物とならなければいけない物である。

『医療事故に対して公正で中立的な立場を守ると言う宣言』こそが事故を減らしていくのである。

どんなに注意しても、事故は無くならない。これは残念な事であるが事実である。

しかし、原因をきちんと明確にして行く事で事故の発生率は下げる事ができるのである。そう考えて始めて事故は減って行くのだ。
腕が良い悪いでは無い、運が良い悪いでもない、ただ確率の問題なのだ。

あの病院、今はどうなのだろうか。

このページなんかも凄く良いページだ。市民のための医療事故相談室
ここでは輸血に際しての同意書についての検討を行なっている
金沢大学医学部附属病院輸血部
医療関係のこういう問題についての本を一冊注文した。 「医事法Q&A」である。面白そうだ。こういう本は病院の待ち合い室においておくべきだ。

2002.3.3
柾仁の一才の誕生日と僕の42才の誕生日をやった。
餅を背負わせた。家族があつまって楽しかった。
こういう物なんだなあと思った。
麻菜はもう3歳半である。早い物だ。なにも成さないうちに年ばかりとって行くようだ。僕の夢は何だったんだろうか。忙しさにかまけて知らない顔をしている。
麻菜の夢は、柾仁の夢は何だろうか。夢見る事を忘れない人に育ってもらいたい。

話は変るが、公共事業を削減すると言う事が何を意味しているか分っているのだろうか。
うちの田舎の土建屋は公共事業で飯喰っているのだが、これを切られると言う事は飯食えなくなると言う事なのだ。
土建屋は選挙になれば自民党の味方して、献金して、選挙協力をして、公共事業の受注となれば、談合を見のがしてもらって不当な利益をあげているのだ。

これから、この半公務員である土建屋をいかに首切って行くかと言う問題なのだ。

これから新規の事業がもう開始出来ないのは当たり前だ。日本は土木系のインフラに金かけ過ぎて、おまけに維持運用で金かける仕組みにしてしまったからもうどうしようもない。


次の選挙ではどこの政党が勝かなあ。
今までは、明らかに自民党が買って当然だったと思う。しかし、利権をばらまけないとするとどうなるのだろう?
楽しみである。どこまで有権者が馬鹿か分かるもんね。


2002.1.31
こないだ買ったDVDのリトルダンサーを見た。
1984年はイギリスで炭坑が消えた年。そんな希望が見えない時代にも子供達は生きる事を探す。
絶望の中、子供達は希望を見つける。

この映画の中で描写されるストライキは結構迫力が有る。
『ブラス』も今度買おうと思っているDVDなんだけど、ブラスのなかで最後に団長が話す内容大好きだなあ。

ストライキとか労働組合とかの表現が実にリアルに感じられる。
組合の経験が有るから感じられるのだろうな。
僕らの子供達はこの日本という絶望の中から何を見つけるだろうか。
ウオルターマッソーと言う僕の大好きなおじさんが、野球のチームの監督をしていた時、まるで打てない選手が自分に代打出してくれと言った時に良い事言ったよなあ。



2002.1.中旬以降

教育の公共性は守られるのだろうか?
教師を表賞する方向でいるそうだが僕は気に入らない。
何を根拠に教師を評価するのだろうか。


2002.1.6


『患者よ、ガンと闘うな』と『がん休眠療法』という本を読んだ。 いずれも、面白い物だった。
医療をいかに患者主体の物にするかと言う闘いを描いている。

これがかなり面白いのだ。日本人の二人に1人がガンになってしまうと言う事実。保険制度がガンを儲かる病気にしてしまったと言う事実。いずれも『お医者様』が腐ってしまった日本と言う現実を感じざるを得ない。
僕はガンになっても納得出来ない医者にはかからないつもりだ。

『日本の歴史#14  周縁から見た日本』かなり面白かった。
琉球がいかに自由に貿易を行なっていたか、和冦などと呼ばれているが実は十分に国の軍隊と言っても良い位の規模が有った事。 北は北で強く独自性を持っていた事。いずれも面白かった。

「日本の歴史」のページを随分更新していないが、今度したいなあ。

相変わらずタッチタイピングは面白い。
なぜだろうか?


2001.12.20

後だしじゃんけん
アメリカが沢山の爆弾を使い多くの人間を殺し終わった後で、その行為を正当化するビデオがでて来たそうだ。

普通なにかの行為を行なう前に証拠が有るかどうかを調べてからそう言う行為は行なわないかい?
順番が違うよね。

たとえ、そのテープが本もので有ろうがなかろうがアメリカが行なった戦争は正しい(証拠に裏付けられた)物ではない。


あの国は、ズーッと前から、爆弾ではなく援助がひつようだったのだ。
多くのアフガニスタン人が死んだが、どうせ世界に見捨てられていたのだ。
何もしなかったらただ死んでいたのだから、援助とひきかえに死ねたのだからよっぽど良かっただろうなあ。

北部同盟とタリバーンが仲悪いとしても、アメリカが憎まれている程では有るまい。
北部同盟も、タリバーンも裏では大笑いしているんだろうなあ。


2001.12.19

商売は良い時も有れば、悪い時も有る。
肝心な事は、短気にならず、気持を決めて取りかかる事
腹をすえ、弱気にならず、最後まで諦めない事

15回会社を変り、様々な目にあって来て何となく見えて来る物も有る。人生勉強だねえ。
今年もボーナスには縁の無かった年だった。
そして二人の子供は順調に大きくなって、妻は楽しそうに二人を眺めている。

きっとこれは素晴らしい人生なのだ。
死ぬ時も後悔する気がしない。

2001.12.1 不愉快な話

1)娘と共に『ウイルス性急性結膜炎(はやり目)』になった。

2)いやあ、ガイムショウの方々沢山税金をお使いいただいて有り難い事です。
しかし、今問題になっている部分は可愛い物ではないか?
ガイムショウに入ったキャリアが大使になって何年か赴任して帰ると何億もの金が溜まり、豪邸が建つと言うではないか。
400万円ぽっちで懲戒免職になった役人、可哀想。まあ次の職は決まっているのだろうけど。泥棒ネットワークは深く絆は強い。
『公認された浪費』『予算が有るから使う』と言うのは止めよう。そんな時代ではないのだ。
あなた方様お役人様と政治屋どもがグルになって、土建屋を手先にこの国を腐らせたのだ。
こういう組織は、一回潰れないといけない。


3)ところで、僕らの税金で生活している一族の子供がうまれる報道で見事なくらいおなかが大きな写真が出て来なかったなあ。 やっぱ出て来るのは神様だからかねえ。


まあ、税金で暮らしている方々は質素に、慎ましく暮らして頂きたい。
もっと使うべき所が有るはずだし、もはや僕らの社会はそんなに豊でもなく、これから豊かになる可能性も少ないのだから。


追記:おなかが大きい写真も幾つか有ったようだ。夜ビデオ屋に行ったらもう満員だった。そりゃそうだよね。


2001.11.10
NTTが迷惑メールを閉め出す事にしたと言うニュースをよんだ。
友人がこれは良い事だと入っていたが、ちょっと待ってほしい。


以前、NTTはメールの受信に課金していた事を思い出してほしい。
その頃から、迷惑メールは停めようとしたら停められるはずだと思っていたが、NTTは停められないと言っていたはずだ。

今回、迷惑メールが多くなって『iモード』自身が批判されるようになって来た物だから、400パケット(120円相当)のメール受信を無料にした。

そして、迷惑メールで金が取れない体制になったら、手のひらを返してSPAMのメール配信はしないようにしはじめたのだ。

ひどい話である。
受信課金を行なっていた頃は、一切どのくらいのメールがSPAMとして流れていたかなどという情報はでて来なかった(少なくとも目には触れなかった)物が、一転してテレビでも流し出しやがった。

SPAMを流す業者は、今までは、NTTの売上げをあげるのに使われていたのが、その役割を終えるとポイか?
約2800万人の加入者から1円ずつとっても2800万円だろ、今までどれだけ迷惑メールを受信させて利益を出していたのですかNTTさん。
泥棒の片棒担いで利益をあげるのは止めろ。
長く放置されていたQ2の問題についても全く同じ構図が見える。

NTTは『公』の企業なのである事を忘れてはならない。


迷惑メールが嫌でiモード止めた人や、先に受信メールをただに設定した電話会社がいたからこういう事が出来たのだろうね。

このニュースを見て、僕は早速iモードを解約しに行った。


2001.10.10
富の偏在と他者を許容する思想。

21世紀の課題だ。今まで人間の社会と言うのはこれほどに富の偏在が存在した事は無かった。
ごく最近まで、貧者も富者も夏は暑いし、冬は寒かった。
盲腸になれば死んでいたし、貧乏人もそれなりに生きれた。
大金持ちと言ってもたいした事は無かったのだ。

今は違う、人間の社会自身が狭くなって、貧富の差が大きくなってしまい、それを解消する手段が見えなくなってしまっているのだ。




リソースの偏在が『富』を産むという考え方が有るが、同時にその『富』は再分配されなければいけない。
(再分配されると言う事が富の存在する意味なのだ。/箪笥の中の金塊は富では無い)



政治、宗教、戦争、結婚、と言った物には『富を再分配する機能』が有る。
しかし、そう言った既存のシステムは長い人類の歴史の中で育まれて来たものだから、従来のレベルでしか機能しないのだ。

そう言ったシステムは、現在のように大きくなってしまった『富の偏在』を解消する程の機能は持ち合わせていない。

大事な事は、戦争も援助も富の偏在のひとつの表現なのだと言う事を理解する事だ。
両者は近縁関係にあるのだと言う事を理解する事だ。

貧しい国が資金援助を頼んでも見向きもされないが、テロをすればあっという間に世界中から金が集まるのだ。
多くの命が失われるが、彼等には何も失う物は無い。





昔、タリバーンの宗教遺蹟破壊について少し考えた事が有る。
世界に見捨てられた人々が富んでいる国を見た時の『憎悪』は、はかり知れない物が有る。
富んでいる世界の住人には感じる事は出来ない。

そして、僕は『富んでいる世界』の一員なのだ。(下っ端の鉄砲玉=戦場で命を捨てさせられる役割を与えられる側だが。)

そして、これから僕らは(富の偏在を解消する為に)どのようなシステムをつくり出していくのだろうか。
まさに、それこそが最大の課題だ。

2001.9.15
バーバラ・リー議員の名前を僕は忘れない。
アメリカの議会が国際テロ対策で無能なブッシュ大統領に武力行使を認める決議に独り反対した女性議員だ。420対1だったそうだ。

今回のテロに対して『パールハーバー以来の騙し討ちだ』と言う論評をみた。
パールハーバーと言うのは時の無能な大統領が議会の反対を押さえ込んで戦争を始める為に仕組んだ物だった。
まさにその通りだ。


大体からして、テロは起こった時点で負けだ。
アメリカはこれから戦争を起こして殺された自国の人間の何倍もの人間を殺す事だろうがそんな事をしても死んだ人間は帰って来ない。

テロリストは死を覚悟してまでも世界に何を伝えたかったのだろうか。彼等にも家族が有り、幸せな生活を夢見ていたはずだ。

全てを捨て去って、世界に死をまき散らす瞬間彼等の目には何が映るのだろうか。
なぜ、アメリカは憎まれているのだろう。
その声を聞かなければいけない。

そして思う、ベトナムで家族を殺された子、湾岸戦争で殺された家族、飢えて死んだ中東の子供達の親、娘をアメリカ兵に犯された親、潜水艦に沈められた船底に閉じ込められた子の親、たちの胸に何が去来しただろうか。

残念ながら日本はアメリカの一部でしかないが......



南北戦争以降、アメリカは内部分裂を起こしそうになると外部に敵を作って殺しに行くと言う癖が有るが、今回もそれだと思う。こないだの選挙ひどかったからなあ。
2001.8.3
いやあ、選挙は呆れ返る様な結果に終わったなあ。まあ、この結果にめげないで、人生を生きましょう。

それにしても、ひどい選挙結果だった。
唯一嬉しかったのは 『大田 昌秀』 さんが当選した事だ。頑張ってください。何かお手伝いしたい物だ.....。
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しかし、選挙が終わったとたんに幾つかの大きな会社が首きりを発表したのには笑えたなあ。
小泉の靖国参拝の件も、選挙が終わって遺族会にこび売らなくて良い事になったら撤回だろうか?
遺族会=橋本/野中=公明党.創価学会/なのだからなあ。
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どちらにしても、あいつらに改革なんぞ出来っこ無いって。
あいつらにできる事は『既存の腐り切った役人共と政治屋を生き延びさせる為』の足きりだけだ。

小泉が言う様な特種法人の見直しって言うのは、腐った連中の中で政治家に献金する金額が少ない所を潰すだけだろう。
元々は税金だという事が分っていない。
採算が取れない事業は潰さなければいけない。

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今、日本の力が弱いのは、『日本で作られる商品』に『役人の給料や、天下り先の特種法人の運営費』が乗せられているからである。
高速道路の料金が高かったり、談合で固められた割高な下水道料金や、電気料金、これらは競争がないので幾らでも談合で高い値段を作られると思いがちだがそうではない。
中国や韓国といった競合相手と市場で争って負ける事によって企業からの税収は減り、役人の首を絞めて行くのだ。

日本はもう駄目かも知れない。
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特殊法人の一兆円減らすと言うお題目は有り難いが、軍事費は何故へらさないのだ。アメリカ軍に差し上げている思いやり予算はどうして無くさないのだ。

改革と言うのは政治的な強さ(様は政治家へのキックバック=政治資金を自民党に流せるかどうか)ではなく、国民の為になるかどうかという基準で行政を縮小して行く事なのだ。
恐らく、一兆円減らすと言うのも政治家のバックが弱い所から減らして行くのだろう。



まず、政治家を減らす事、行政のネットワーク化と規制緩和〜役人の天下り先をなくする事〜役人の天下りでない再雇用の道を探る事〜終身雇用制の完全な消滅/が必要になる。

天下り先は黙って役人が勝手に役所を拡大しているだけなのだ。
それを監視する政治家はキックバック受け取って、相思相愛の関係である。
そう言う連中がつるんで何ができると言うのだろうか。

考えたただけで頭に来る。


一回この『国』(政治屋と行政と談合で税金を分けて生きている腐った連中)は潰れなければいけない。
そうしなければ、僕の愛する子供達に日本と言う国を愛してもらえなくなる。


2001.7.22
インターネットを通じた選挙運動を解禁しろと総務省に申し入れされていると言う。
戸別訪問を禁止した自民党がそんな事を許すはずが無い。
しかし、webで自分の意見を出す事は誰にもとめる事は出来ないだろうし、大体からして意味が無い。

世の中ひどい方向に向かっている。


今の日本の状態を社会主義が倒れた時のソ連に比している人がいたがその通りだなあ。

2001.7.9
少年犯罪に死刑が宣告された。
柾仁が殺されたら、僕は犯人にどんな判決を望むだろうか。
もし、柾仁が犯人だったら、そのような判決を望むだろうか。

物語は簡単では無い、悲しみは単純では無い、いかなる運命の偶然が人と人とを結び付けるかは分からない。
自分の子供が犯人にならないというのはたんなる偶然でしか無い。
どらちらになるのかは偶然が解答してくれるだけである。

犯罪はけして許される物では無い。しかし、なぜ、そんな犯罪を犯す事になったのか、自分の子供だったら知りたい物だ。

そして、全ての犯罪に巻き込まれた人々が許しあい、いたわりあえる様な仕組みを持った世の中が実現する事を夢見る事にしよう。 いつか、死刑を必要としない社会が姿を表しますように......
殺した人間の立場に立って考える事、犯罪を犯した人間も自分と同じ人間であり、

2001.7.4

実に憂鬱である。
梅雨のせいではなく、自民党と言う政党の為である。

サミットと言う名目で沖縄に山ほど金を落として黙らせようとしたところでそんな訳には行くまい。
大田知事を下ろした御褒美に、サミットで金ばらまいて、その時の弁当を自民党代議士の選挙区から買ったのに何の問題にもしないマスコミには呆れ返る。
沖縄の企業の経営者や(反戦でない)地主は自分の娘が犯されても平気なのだろうか。まさに国賊である。

放火されたり、事故で泣き寝入りさせられたりするのは自分達でないと考えているのだろうか。

大体、米軍しても、自衛隊にしても、基地をおいてもらう為に国は膨大な金を地主と自治体にばらまいている。
そのばらまいた金で住民を二つに引き裂いて、黙らせている。
『A.地主や企業経営者』と『B.その他大勢』である。
Aには予算に従って天下り先が増える役人が入る。
『B.その他大勢』はどうして自民党に入れるのだろうか。ああいう知事に入れるのだろうか。


良く考えてもらいたい、住民を二つに切り裂いて、いがみ合わせて、そんな事をして誰の得になるのだろうか。
沖縄米軍に払われている思いやり予算を、米軍に出て行ってもらってそのまま沖縄に予算として使ってもらえば良いではないか?


小泉と言う男も、靖国参拝する言ってみせながら、その実は沖縄を米国に売り飛ばし、自国の国民を潜水艦乗りに殺されても、沖縄の少女がレイプされても何ら有効な手を打とうとしない。
口先だけである。沖縄は先の大戦で見捨てられた時以来そう言う目に会っているのだ。
僕は右翼ではないが、この国を愛している。家族や友人を愛するようにこの国が好きだ。
だから、自民党には吐き気がする。

パフォーマリズムと言う言葉が有るそうだ。小泉人気と言う事なのだろう。

「思いやり予算」違憲訴訟・東京のページ
「思いやり予算」がいかにひどいかについてのページ

2001.6.17
いよいよ、タコが自分の足食いはじめた。

今日の新聞に地方の市町村を合併すると4-5兆円節約されると出ていた。
中を読んでみると、地方公務員の人件費が減らせる、公共投資が減らせると言う事である。

国の公務員の数は減らさないで地方公務員の数を減らす訳だね。
公共投資が減らせると言うのには驚いた。
必要だから予算をつけるのではなく、市町村に頭数でばらまいていると言うのが丸見えではないか。

いっその事、市町村は全部一つにまとめたらどうだい。
コンピュータの発展がそんな事も可能にするのではないかい?

まず、地方公務員の首を切って、それから国家公務員の首を切って、その次はどうするね。
話が逆ではないか。
まず、国会議員を減らせ。
いらん官僚の首を切れ。

今の日本に必要な事は公務員の終身雇用を止める事だ。
もはや、私企業は終身こようなどとは誰も言っていない。
そんな世の中で、のうのう天下り先を作っている様な役人のいる国に未来が有るはずがない。

地方を馬鹿にするな。といっても、自民党を支持している限りはこういう事は続くわなあ。
日産の労組の嘆きが聞こえて来る。
経営とベッタリで進んできた労働組合が、ゴーンの首切りの時に悔しがったそうだが、自業自得である。
これからは、そう言う事が起こる。多くの弱者が切り捨てられていくのだ。

さて、これから彼等は、税金をどう分けていくのだろうか?



2001.5.30
田中角栄と言う政治家の功罪は良く議論される。

僕は、この政治家の最大の罪は官僚に飴を与えて政治の道具としてしまった点に有ると思う。
人間誰だって、公金を横領したいのだ。ただそれをしないのは、監視されているからしないだけなのだ。
もし、領収書を経費で落とせるならそうしたいのは人間のサガである。それを責めてはいけない。

責めるべきはそう言う仕組みを作った政治家であり、そう言う政治家を選んだ国民である。 官僚にしてみれえば、特種法人を作るのも、そこに天下りするのも、退官後の給料をきめるのも自分達で勝手にできるのだから、これ程住み心地のいい事は無い。
税金の使い放題である。
そして、政治屋はその対価として官僚に政権の犬となる事を強要する。
角栄はそう言う仕組みを作ったのである。


『最終的に官僚の監視は国民から選ばれた政治家が行ない。その政治家は選挙を通じて監視される』という実にシンプルな仕組みがこの国では機能しなくなっている。

その角栄の娘が官僚組織を相手に一戦交えているのだ。
親が蒔いた種を娘が刈るか.......無理だろうな、あの女は親爺が作ったきたねえ金を脱税もどき(結局税務当局の指示に従って納税した。)までしてまで守ろうとした女だあ。

僕は、小泉は最低だと思う。選ばれてすぐに中曽根の所に頭撫でてもらいに行ったし、中身が見えないからね。改革したいのなまず中曽根を引退させてからにしてもらいたい。

角栄の娘に関しても同じだ。
相撲取りに賞状やるニュースが数日TVをにぎわしたが、どう考えても変だね。

霍見芳浩のニッポンを斬る今回も良い事を行っているなあ。



2001.5.5
5/3-5の日程で東京から小学校の4年の甥と2年の姪が来た。マナにしてみたら始めての出合いだった。
連休に上げなければいけない仕事が有ったので少しハードなスケジュールになったが、楽しかった

3日間ピッタリくっついて過ごした。竹の子狩りに行って、少し遠い公園行って、一緒にお風呂入って、夜中までトムとジェリー見て、一緒に河原でラーメン作っておにぎり食べて、昆虫博物館行って、ポニー牧場でポニーに乗って、とても楽しかった。

5日公園で遊んだ後の夕方、駅前に車を止めて子供達がマナに別れを告げた。最初マナはキョトンとしていた。子供達と新潟まで送って行くおじいちゃんとおばあちゃんの姿が、駅舎に消えた時、狂ったように後を追い出した。

改札口まで僕の手を引いて走って行った。別れが辛かったのだ、涙が出てきた。やっと、改札口を通り抜ける子供達に間に合った。
声をかけた僕は涙声だった。振り返った子供たちも、おばあちゃんもさっして涙ぐんでいた。

子供達が見えなくなると、マナは何を思ったか駅舎の外側に有る横断地下通路にむかって僕の手を引くのだ。
精一杯全速力で横断地下道を走り、向う側に出て、お兄ちゃんとお姉ちゃんを探すのだった。改札を抜けて見えなくなったのを、駅の向う側に行ったんだと思ったのだろう。
マナはアビタイヨーアビタイヨー(遊びたいよ−)と叫びながら泣きじゃくるのだった。
2才半のマナは、必死でお姉ちゃんとお兄ちゃんを探していた。


別れは辛い物なのだ。たとえ一時の物であろうとも、魂は押しつぶされるような苦しみを与えられる。
魂には、年令も性別も体格も関係はない。その痛みの前では誰も何も出来ない。そしてそれが全ての人権思想の元なのだ。『痛みを感じる心を共有出来るか』それこそが重要だ。

いつか、僕は死ぬ。その時の別れはどれほどの悲しみをこの子に与えるのだろうか。
その別れが来た時に後悔しないように一生懸命人生を楽しまなければいけない。

マナ、お姉ちゃんとお兄ちゃんにはきっと又あえる。けど、地下道の向こうに走って行っても、どこを探してももう会えない別れも有るんだ。その時の事を考えると涙が出てくるよ。

そんな事を考えさせられたGWであった。

2001.5.3
相変わらず忙しい。にもかかわらず、『ブルースブラザース』『恋はデジャブ』のDVDを買った。

『ブルースブラザース』:
いやあ、いつ出るかと思っていたのだけどやっと出た。
何度も見た、初めてこの映画を見たのはいつだったろうか。
余りに面白くて映画館にカセットレコーダーを持って行って録音したのを思い出した。
確か自由が丘武蔵野推理劇場だった。(名前はこれで良かったけ)
あの映画館は封切後すぐに廻ってきたと思う。 あのテープ擦り切れるくらい聞いていたなあ。
この映画は基本的に非常に敬虔なキリスト教の映画だと思う。
孤独で帰る所のない人々の魂を描いている。 マナが『ブルースブラザース』をとても気に行ってくれているのが嬉しい。(まだ2歳だが....)

『恋はデジャブ』:
いいよーこの映画。僕大好き
自分が変らなければ、世界は変らない、自分が変れば世界は変る。
そして、自分を変える勇気を。


2001.4.4

NHKの掲示板で余りに腹が立って書き込みをしてしまった。 ->Yahoo!掲示板 全般

災害報道はどう有るべきかと言う事なのだが、問題が多い。
そこで一つ良いフレーズが出来た。 
NHK、早くていいのは蕎麦屋の出前、災害報道遅くて結構、皆様の為になってくれ。


今度発言の内容はwebで展開します。

そして、このページは凄い『 ある火山学者のひとりごと 過去ファイル』 皆見に行こう!!

2001.4.2

こないだ株価が上がって、急に落ちたのだけど、うちの奥さんが、『決算向けの操作を行なったなあ』と言っていた。
言われてみればその通りだなあ。

うちの奥さんは10年以上証券会社でOLしてたから、そう言う事が分かるんだねえ。

そう言う小手先の遊びみたいな事して何が面白いのだろうか。


2001.3.22

名前が決まった。 『柾仁』(まさひと)である。まっすぐで強くて、慈しみのある優しい人の心の痛みが分かる人間になってもらいたいと思う。僕にできる事はここまでである。


最近この掲示板に書き込みを始めた。-> Yahoo!掲示板 全般

そうしたら、昔の掲示板で会った事のある人から応援のメールを頂いた。とても嬉しい事である。

僕は自分を何者であるか分かる状態でwebを作っているし、掲示板に書き込みも行なっている。嫌なメールが来る事もあるが、嬉しいメールが来る事も多い。 と言うよりもほとんどが嬉しいメールである。

基本的に、先の大戦が始まったのはおかしい事をおかしいと言えない風潮が高まり、市民が政治をコントロール出来なくなった為だ。
今の日本の状態は同じ様に感じられる。

平和な社会、安心して住める社会を作ろうとする努力は、僕が二人の子供にあげられるわずかな物だ。
何処まで出来るか分からないが、諦めはしない。


どちらにしても、匿名で意見を発せざるを得ない様な状況は危険である。
通常の会社員において、勤め先に嫌がらせが来たりしたらもうはやアウトである。
これから、inet上での言論はどうなって行くのだろうか。
inet上での テロ をなくする事はできるのだろうか。

2001.3.21

子供の名前はまだ決まっていない。
今日が最終期限である。明日になると家庭裁判所に始末書を書かねばならないそうだ。まあ、それもいいが。

===================================

タリバーンの仏像破壊に対して文句を言う人々が多いが、それならば、インカの文化を破壊したスペインはどうなのだ、先住民の文化を破壊したアメリカは、チベットで行なった中国の文化破壊は、明治時代に行なわれた廃仏棄釈はどうなのだ。バブルの時代、日本では道路や建築物をたてる為にどれだけ多くの遺蹟が破壊されただろうか。(今も続いている)

無論、イスラム文化が正しいとか、仏像破壊が正当だとか言う訳ではない。

できれば文化遺産は残っていた方が良い。
それは、その時代に生きた人間も私達と同じ人間であり、同じ苦しみや喜びを持った存在なのだと言う事を感じ取る為である。
その遺蹟が、今生きている人々に不幸を呼ぶならば、そんな物はなくても構わない。

===================================
今回の『仏像破壊』の事件がイスラム文化で生きる人々を孤立させたり、する事があったらそれは間違いである。
どんな文化遺産も今生きている一人の人間の苦しみを救えないのならば何の意味もないのだから。

鬼の首をとったように彼等を非難するマスコミや文化人が恥ずかしい。
そこにすむ人々はどんな生活をしているのだろうか。
アフガニスタンと言ったら、アメリカとソ連の軍事介入で散々血を流した国のはずだ。
決して豊かに暮らしている人々の国ではあるまい。

憎しみではなく理解を、憎悪ではなく援助を、世界を平和にするのは弾丸や爆弾の力ではない。

GENDAINETでこういう
発言 があった事は少しだけ嬉しい。

2001.3.18

先日、普通のお店で(コンロやストーブに火を付ける口のながい)ライターを買った。
国産の品物が400円でありながら中国産が200円なのだ。
当然200円の方を2つ買ったのだ。

この価格の差は、何も物を作らないで利権の獲得にせいを出す役人の給料や、そう言う連中が退職後に天下りする為の組織を維持する為の金が含まれているから高いのだ。

本来役人は、市場原理で社会が動いた時に不公平や、市場原理を否定しかねない企業の動きを調整するのが役割のはずである。 ところが、今の役人はそうではない。
公共事業と銘打って税金を土建屋にばらまき、キックバックを受け、天下り先を作るのに必死である。

国際競争力と言うのは外国で売れるか売れないかと言う話では無いのである。
日本も含めた世界全体での話である。

昔、エジプトと言う国が巨大な建造物を作り続けて、国力を失い、国が砂漠の中に消えたように、日本は消える運命にあるのかも知れない。

キャリア官僚や政治屋にとってみたら自分達の悪事が表に出されるくらいなら世界が滅びた方がいいと思うからきっと最後まで抵抗するだろうなあ。負け戦の殿様が天守閣に火を放つように.......。

2001.3.13
株価が下がっている。原因は、日本と言う国が腐り切っているから、この国では何を生産しても競争にならないと言う事が明確になって来たからだ。

いくら生産しても不良債券は無くなる気配すら見えないし、企業から出る利益は砂場に水を巻くように官僚の給料と土建屋の売り上げに消えて行く。

何も作らなくて、ただ規制だけをしている官僚は豪邸を建る。
一生懸命物を作り売っている人間はリストラされ、倒産し、自殺する。
国債はの発行高は増え続け、返すあてさえ無い。
今日も連中は料亭で税金を使う。

こんな国家に投資する馬鹿はいない。
日本は間もなく倒産である。

次の選挙で自民党とその類似の政治屋達が選ばれ続けるならばもう救い様が無い。


自民党大会の映像を見たが、あれだけの連中が公共投資の利権を共有しているのだ。
吐き気がする。

とっと消えてもらいたい。

2001.3.7
男の子が生まれた。
3400gであった。
名前はまだ決まっていない。
2001.2.28
唐十郎が劇団に三田佳子の子供入れる話について、NHKに恩を売るためにしているとしか思えないのだが、誰もそのことを報道しない。

唐十郎も友だちの子供を劇団で預かると言ってもなあ、やっぱ親がNHKだからでしょう。何処の誰の子でも預かる訳では有るまい。

ここでNHKエンタープライズに恩売っておいて後で回収だろうなあ。
これもそれも、皆様の受信料のなせる技である。
まあ、劇団運営と言うのも辛い物だ。頑張っていただきたい。これも、受信料のおこぼれに預かる必死の営業活動なのだろう。

どこかのメディアが唐十郎のNHKからの売り上げを一覧で出してくれないかなあ。



2001.2.24
くたくたであっる。
けど何とかなりそうだ。

2001.2.18 その1
田中康夫が長野で行なっている事に自民党の県会議員がクレームをつけていた。
良い傾向である。
少なくとも、政治と言う物が 土建屋->票-> 政治屋 ->利権->土建屋 という流れである事を変えようとしているからクレームをつけているのだ。


議員と知事がなあなあのなれ合いで利権を分配して来た従来の流れに逆らおうとしているのだ。

債券を発行している以上新規の事業は行なわない。
返すあてがない限り新規の事業は行なわない。
こんな当たり前の事が、金に目が眩んだ政治屋と天下先を探す役人から見たら大変な事なのだろう。


しかし、選挙民も馬鹿にされた物だ。
とっとと自民党の政治屋を皆落選させよう。
ああ、どうして、亀井だとか野中だとか森なんかの選挙が全国で、今日行なわれないのだろうか。
あと欲しいのがマイナスの投票権だな。こいつだけは落したいと言うやつに一票入れてマイナスするの良いだろうなあ。

2001.2.18 その2
電気を止められた家の子供がロウソクで高校入試の勉強をしていて焼死した。
電気会社はこうやって金を取り立てる。

『柏崎刈羽村のラピカ問題』を知っているだろうか。
畳一枚数十万円と言う成り金趣味の茶室を村が作ったのだが、実際の施工時に数千円の畳を使うなどと言うとんでもない事を施工業者が行ない、差額が消えたと言う問題である。現在大きな問題になっている。税金や補助金を使うとなるといかに杜撰な管理がなされるかと言う見本である。


報道では全く触れられていないが、この建物を作る為の金は原発施設をこの土地に作る事のひきかえの金である。一番強調してもらいたい所である。やっぱ電気会社は沢山CM出しているから強いなあ。
実に不愉快である。しかし、なぜ電気会社はCM流すんだろう。別に競合他社と競争しあっている訳でもないのに。
実に不愉快である。

今後、この村で事故が起こったり、慢性的な放射能汚染の結果うまれる数々の災厄とのひきかえの金である。大事に使った方が良い。多発するガンの治療に使わないといけないからなあ。



役人は自由に使える金が大きくなると自分が立派な人間になった様な気がするのだろうな。バックマージンも入るだろうし、有形無形の利益が得られる。
電気代と税金から出されているのだ。



そんな事に使う金が有るなら電気代を安くした方が良い。
母子家庭だろうがなんだろうが、無条件に電気をとめるのはやめろ。前も電気がス止められて自殺した母子がいたと思うが、こういう話を聞くと悲しくて涙が出て来る。



情に流されて規則を破る勇気を、そして、そんな勇気の詰み重ねが規則を変え、法を変え、社会は変わらねばならない。大きな悲劇が起こる前に変わって行こう。



公共料金が高いと、人件費は高くなり、同時に製品コストも高くなる。
国債競争力は下がり、日本はますます駄目になって行く。

この『盗賊社会日本』は物を作らない人間に金を与え過ぎている。 クリプトクラシー(盗賊国)に関してはここを見て下さい。
会社の金で飲み食いは止めよう。その金は社員全員の給料として分配されるべき物なのだ。
税金で飲み食いは止めよう。役人の給料は決まっている。その金は国民全体の為に使われるべき物だ。

とにかく、自民党の政治屋を落選させよう。
そして社会に対して発言しよう。間違えている事は間違えていると。

2001.2.14
潜水艦が日本の市民の乗った船を沈めて、何も罪のない日本の市民を虐殺した一件はアメリカと日本、政治屋と市民、軍と市民の関係を明確にしたと言う点で実に象徴的であった。

一番腹が立った事は、怪我をした船員さんをどこかの航空会社の飛行機で日本に送って返す時エコノミークラスを日本の政府が用意したと言う事だ。
外務省の馬鹿どもは自分達の飲み食いはふんだんに税金を使い、汚職を行い、傷付いた船乗りはエコノミークラスで良いと言うのか!!

ふざけるな。

きっと、役人のマニュアルではエコノミークラスを用意するように書かれているのだろう。

お前らの給料だって、何だって皆税金なんだろうが。


『自分がその相手の立場になった時、してもらいたい事をする』一見するとどこかの宗教家が言いそうな事だが、実は民主主義の基本である。


全ての政治家は国民一人一人の立場に立って、その人の気持ちになって政治を行なわなければならないし、役人はそう言う政治家の姿に似せて自分の振る舞いを決める。
『文学的』と呼んでも呼ばれても良い、当たり前の人としての感覚を麻痺させる為に官僚制度はあるのだ。
情に流されて規則を破る勇気を、そして、そんな勇気の詰み重ねが規則を変え、法を変え、社会は変わって行くのだ

2001.2.11
昨日、日本の市民がアメリカ軍に殺された。
全く無抵抗な市民をアメリカ軍は殺したのだ。
その知らせを聞いた『森』なる者ゴルフを行なっていた。この男は全く総理大臣という役職に必要な能力も責任感も無いのに民主的な手続を経ないで総理大臣になってしまった男である。
この馬鹿が結局官邸に戻ったのはゴルフが終わって事故発生の5時間後だそうだ。


総理大臣なる者は全ての市民を外国の脅威から守る役目が有るのではないか。

その為に自衛隊が有るのでは無いか、税金を払っているのでは無いか
総理大臣がたるんでいると全てがたるんで来る。

事故に有った可能性が有る方々にはきちんと情報が伝わったのか、現地に行く事を希望する家族の方々をアメリカ軍の飛行機を使ってお送りしたりしたのか?
普通の事故では無いのだ。
『亀井』なる屑野郎が翌日のニュース番組でこの馬鹿を擁護していた。

事の重要さを分かっていない馬鹿どもをどうしてくれようか!
外国の軍隊に自国の市民が殺されたのだぞ。
お前らはその時、利権の配分を相談中か、殺された市民の税金で飯食ってるんだろうが!!

貴様らのような屑を政治家に選ぶ連中も馬鹿だが、黙って殺されていった高校生の事を考えると涙が止まらない。

過失だったからとか、事故だったからと言う言い訳は止めろ。

沖縄ではアメリカ軍が日本の市民の生活に脅威を与えている。
真剣に軍隊をなくする方法を考えよう。
ロシアの原潜の海難事故よりたちが悪い。

本当に不愉快になる。




2001.2.4
アメリカの麻薬戦争のドキュメンタリの番組をBS1で見た。いかにアメリカが麻薬に冒されて、それと闘っているかのドキュメンタリである。
象徴的だったのは、メキシコでの麻薬組織のあり方であった。メキシコの地元では麻薬を売らずに、アメリカに卸してその金を地元に還元していると言う所が面白かった。
このドキュメンタリの視点はあくまでアメリカの中産階級なのだと言う事が良く分かる。

供給元を武力で断とうとするやり方がいかに駄目かと言うのは子供が考えても分かる話だ。同じように刑務所を造り過ぎて大変な事になっていると言う話も笑える。
あの国は、禁酒法の昔からピューリタン的な美徳を他者に求める所があるから嫌いだ。
その人間の中毒に陥る経緯や苦しみを認め、その苦しむ魂の中に自分を見い出し、共に生きる道を探さなければならない。 その事が分からなければいけない。
麻薬供給側の『お前達にとっては悪い事だろうが、おれたちにとってはいいことなのだ。』という論理を考えてみる。 ままでアメリカは、散々他国の富を市場経済と言う名の元で奪って来た。 その経緯において、同じ論理が見えるはずだ。
メキシコやコロンビアが麻薬を生産して、アメリカで消費させて利益をあげるのは、軍需産業が他国の民族同士を互いに殺しあいあさせて利益を得るのとどこが違うだろうか?

だいたい、アメリカのWASPが中毒にかかっているのを見た親が働きかけて法律が出来た経緯、強力な刑罰と中毒者への一方的な断罪、どれをとっても勝者の理論である。
武器規制だって、WASPに危害が加わらないならばいくら殺しあいしても構わないのだろう。
アメリカ国内での販売ルートに関して、まるでメキシコ人ばかりが関わっているような断じかたをしているが、一番上の方で白人が関わっていない訳が無い。
このへんは、石原と言う名の馬鹿な男の『三国人』発言を思い出す。

網野先生の歴史を見るキーワードに「敗者」という言葉がある。国家や豊かな人々から見れば、貧困層、中毒患者、密売人、製造カルテル、皆敗者なのだろう。
だからといって、刑務所に入れたり、殺したりしていいとは言えまい。

そうそう、網野先生と言えば『日本の歴史』である。先月発売になった03巻を読んだ(でてすぐ買って読んだのだが書き遅れていた)。今度感想を書くつもりです。と言いながらもうすぐ04巻が出て来るころである。

しかし、本質的な問題は世界において、富が遍在している所にある。毎日麻薬の精製を行ないながら電気も通っていない家に戻り豊かさとは全く関係のない世界で年老いて行く労働者にとって、その手で作られた麻薬が誰を破滅させようとも関心はあるまい。
『アメリカの社会を麻薬が崩壊させている』というニュースをみて、「アメリカの資本によって伝統的な生き方を奪われ、屑のように扱われている」人々は快哉を吐く。

しかし本当に不幸な事は、「アメリカの社会的敗者が多く」麻薬によって犠牲になっているのだ。麻薬に対して使われている金を、第三世界の貧困層を救済に使い、アメリカ内部の貧困層の救済に使えばどれだけ豊かな世界ができるだろうか。


この番組は『需要サイド(アメリカ国内の中毒患者の治療、密売人の更正)を変えなければどうにもならないのだ』と言う事を語って終わっている。そんな当たり前の事が分からないのだろうか。まさに、敗者の視点で物を考えなければならないのだ。需要さえ無くなれば麻薬カルテルは消える。商品が売れなくなった企業が倒産するように。




2001.2.1
BS2で『恋はデジャブ』を見た。元気が出て来たぞ!!いい映画は元気の元だなあ。
これをきっかけに長いトンネルを抜けたい。 きっとこの映画DVDで買ってしまうかも知れない。
ビルマーレーって好きな様で、嫌いな様で、好きな俳優だなあ。三人のゴーストも好きだけど、ごう慢で自己中心で嫌な男が変わって行くのっていいなあ。
自己変革は自殺と同じだけの高い障壁の向うにしか無いのだ。

何か元気が出て来たぞ。




2001.1.30
猛烈な鬱状態である。これだっけ辛いのも久しぶりだ。窓から雪の積もっている街角を走る車をみていると何もする気が起きない。猛烈に辛い。もうすぐ子供も生まれると言うのに困ったものだ。
全く仕事がはかどらない。一晩かけて書いたプログラムがまるで屑の様に見える。納期は迫るのに何も出来ないのだ。

基本的に税金は利益に対してかかる金である。そしてその金は政治が方向を決め行政が実施する。目的は税金を払った人々の幸福の実現である。
あくまで役人も政治家もその目的が実現されなかったら給料を貰う資格はない。 これから、年功序列も終身雇用も消えて行くのだから、『国家公務員試験を通った人間は生涯を保証される』と言う図式も消えなければならない。
これからの日本人の労働は、毎日せっせと働いても消えて行くのだ。結果を出さなくても給料がもらえる人間の為に消えて行くのだ。そんな事を考えると憂鬱になる。

何とかならんか。税金を払う気など成れんぞ。


2001.1.18 株価対策とかを亀井と言う大馬鹿が『株価が実体経済を写していないのは制度が悪い』とぬかしていたが、本当にどうしようもない馬鹿である。あのバブルの時期の事はどうなっているのだ。その責任を明確にしないで何を言っても無駄な話だ。
常識のある人間ならば、誰も日本の会社の株など買わない。これから日本の企業は利益をあげても皆借金の利子に吸い取られるのだ。
無駄な公共事業や役人の給与を払う為に発行された国債の膨大な金額を考えるが良い。いくら利益をあげてもその利益から払われる税金は無駄に消えて行くのだ。

本来、税金は人びとに力を与え、充実された福祉は働く力と安心を生む為に使われる。そして、企業はますます力をますのである。

今企業は税金をいかに売り上げに結び付けるかばかり考えている。タコが自分の足喰っているような物だ。

これから長い間税金は福祉を充実させて人びとに働く力を与える為に使われる事はない。
皆消えて行くのだ。

そしてそんな連中を、政治家として、自分達の代表として選んだ人びとは、これから年金生活に入り、貧しい生活を過ごすことになる。残念ながら、自業自得である。
そして、天下った役人や多くの汚いまねをして来た連中は安楽な余生を暮らすのである。

確かに、人生は平等ではない。



2001.1.6 赤ん坊の頃の事を覚えていないのはその記憶を忘れない為なのだ。心の奥深くに沈めたとても大事な出来事の数々を忘れない為に思い出す事はない。赤ん坊と向かい合う時その心の奥底の子供が心の表面に表れる。

子供は大人の幼虫でも蛹でもない。完成された一つの存在である。それを忘れてはいけない。魂は年令や体の大きさや性別、教育で重さが違う物ではない。
坂口安吾の物語にそんな言葉が有った。ナウシカの一節に悲しみの重さを体の大きさで計るのかと言うような台詞が有った。友人にナウシカ貸したまま返って来ないのが悲しい。


2000.12.26 wowowで『エネミーオブアメリカ』を見た。面白かった。ジーンハックマンの『カンバセーション(盗聴)』という映画を思い出した。何と1974年の映画である事を発見。ますますハックマンは良い味が出ている。
カーボーイビバップの8巻を買った。これで後9巻を残すだけである。DVDプレーヤーを買わなくっちゃ。
この間、『悪魔の辞典/ピアス著』を買った。そこに有った一節が気に入った。
『軍隊:祖国を防衛すると称して、敵に侵略する気持ちを起こさせそうな物をことごとく食いつくしてしまう非生産者の一集団』
なんで共産党は自衛隊を容認する事にしたんだろうか。理解に苦しむ。


2000.12.14 最近結婚した友人がニューヨークへ行くと言う。「ブロードウェイのダニーローズ」/ウディ・アレン(1984)という映画を思い出した。もう14年も前の映画だと分かりびっくりした。確か三鷹の名画座で見て涙が滲んで来た事を思い出す。

風采が上がらず、失敗続き、裏切られ続けたダニーローズ、人生に救済などは無く、ただ淡々と毎日が続くだけと言う事を知っている。そんなニューヨークの片隅で出会ったティナとダニーはどんな風に14年を生きたのだろうか。今何してるのかなあ。古い友人の消息をきくように、あの映画が見たくなった。今見たら、僕の中で彼と彼女が年相応の表情で語りかけてくれるだろう。

あの映画で芸人が集まって昔話をしている食堂ってどこに有るんだろうか。確か映画の中で『サンドイッチにダニーローズの名前が付けられた』と言う意味の台詞が有ったと思うのだが、本当に有るのだろうか。食べてみたいなあ。


2000.11.29 超忙しくて何もできないけど3つだけ凄く良かった事が有る。最初の二つはwowowで映画を録画した事。『ダンシングヒーロー』と『スロータハウス5』である。『ダンシングヒーロー』は少し前に見て心奪われた映画。やはり良い映画だ。今度ゆっくり書きたい事が有る。
『スローターハウス5』は高校のころ確か月曜ロードショーで荻昌弘さんが解説してくれて見たと思う。戦争の悲惨さ、馬鹿らしさ、人間の想像力の素晴らしさをしみじみ感じさせてくれる映画だ。そして、僕の大好きな『ガープの世界』と同じ監督(ジョージ・ロイ・ヒル)が作っていた事に今さらながら気が付いた。
最後の一つは今井一さんの『住民投票/岩波新書』読んだ事。カートボネガットの言葉に『自己変革は可能か?』と言う物が有る。僕らは自己変革ができるのだろうか。


2000.11.19 NHKのチャータースクールの番組を見た。凄いねえ、アメリカは。公教育さえも競争させる事によってレベルを上げているのだ。文部省の役人が出て発言していたが、早く文部省は潰さなければならない。シュタイナー教育の事を含めて考えて行きたい。僕は小学校の頃学校に行きたく無くてしょうがなかった。子供達はどんな学校に行くのだろうか。今度web作ってみよう。


2000.11.14 加藤と言う政治家をさほど高く評価した事もなければ、積極的に支持する気もないが、少なくとも今回の『一連の森反対』運動には頑張っていただきたい。
永田町の論理などと入っても、選挙区の論理の方が強いから、いつまでも森につかまっていると一緒に沈んでしまうと思っていただければ、政治家などはすぐに身を翻すだろう。
最初は蜥蜴のしっぽきりであっても半分をすぎて、しっぽの方が多くなったら捨てられるのは頭の方だ。 ああ、ここ数日は楽しみだ。早く自民党バラバラになってくれ。早くあの最悪の森には辞めていただきたい。->その後の経緯は阿呆らしくて書く気もしない。


2000.11.8 超忙しいけど、無理矢理webを始めた。どうしても描きたい事が有るのだ。 『日本の歴史』(全26巻)00巻「日本とは何か」のページ 私設『日本の歴史』のページである。 毎月一冊づつ出るそうだ。できるだけ買って、webに書き込んで行きたい。


2000.11.1 網野善彦先生の『日本の歴史』(全26巻)00巻「日本とは何か」を読んだ。かなりびっくりした。天皇制に体しての記述、アジアと日本の関係、日の丸君が代に付いての記述、どれを読んでも凄い迫力だ。最後のブロックは肺癌の術後のベッドで書かれた物だそうだ。これだけメジャーな出版社からこれだけはっきりと書かれて出て来るとは驚きだ。(驚きに思う事自身が悲しいが)


2000.10.22 『新潟県知事選挙どうなるだろうか』と思っていたら現職がそのまま続く事になった。最悪だなあ、こんなに借金有ると言うのにまだこれから借金して公共事業と言う名前で土建屋に金バラ撒くつもりらしい。おまけに原発も作るつもりだろうし。原発事故が有ったリ、借金で県財政が破綻してから初めて気が付くのだろうか。まあ、新潟は『利益誘導型=公共事業票買政治』の本場だからなあ。ああ、いやだいやだ。

inet上での名誉を著しく毀損する表現等に付いて、対抗策を取る事ができる法案が来年実施を目指して動いているそうだ。どんな法案ができるのであろうか。興味津々である。森"大馬鹿/サメの脳味噌/売買春野郎"総理大臣様の事を書いたら名誉を毀損したと言う事になるのだろうか。
そう言えばあいつ、外国で床屋談義して来たみたいだなあ。やっぱ馬鹿だわ!!
日本新生プランだかしらないが、中身は補助金ばらまいて自民党が票買おうとしているだけではないか。結局、山ほど有る特殊法人を食わせて行く為にも補助金ばらまきは止められないんだろう。全くあいつらは屑だ。役人の天下り先に給料やる為に僕らは強制的に借金させられているのだ。


2000.10.16 長野県知事選挙、昨夜『田中康夫に当確』のテロップが流れた時に思わず声をあげてしまった。嬉しい物だ。『噂の真相』でその経緯は読んでいたので、彼には当選してほしいなあと思っていた。同時に無理だろうなとも思っていた。長野の人達に感謝。 新潟県知事選挙はどうなるんだろうか?現知事は万代島に(黒字になる見込みのない)国際会議場を作るつもりらしいが、県民はOKするのだろうか?もう、利益誘導型の政治は続かないと言う事を分かっているのだろうか。

2000.10.8 先月末、義父が肺がんで亡くなった。色々と考えさせられる事が多かった。2-3年の法事で坊様が小林一茶の俳句『我ときて遊べや親の無い雀』我=菩薩/親の無い雀=私達全て/という解釈を話していた事を思い出す。僕は麻菜より早く死ぬだろうし、僕の両親は僕より早く死ぬ。35歳を過ぎたころから自分の行く末を実感するようになったような気がする。歳とらないと分からない事も多い。そしてその時が来るまでは分からない。


2000.9.20 オリンピックがすでに企業の宣伝と国威向上の場と化して長い時間が立つがそろそろ止めにしないか?まず、国家単位での運営を止めるべきだ。スポーツと言いながら、国家単位で金を注ぎ込んで旗立あうんだから嘆かわしい。オリンピックを支援していると言うコマーシャルの禁止と、全ての会場からの国旗の排除を行えば良いのだ。すでに国と言う単位が意味をなくしようとしている時代にこんな形でのイベントは必要無い!! NHKでの中継の嵐はなんとかならないのだろうか?多チャンネルの衛星放送で、もっときめ細かく放送してもらいたい。サッカーの中継のアナウンスは参ったね。それにしても。決勝リーグ出れたのは良いけど。ははは。


2000.9.3 石原という男はどうしようもないな。3億もかけて防災訓練と言いながら、自衛隊の治安出動訓練をするとは、信じられない。 三国人を取り締まる訓練もしたのだろうか。ああいう馬鹿を知事に選ぶとは東京都民は恥ずかしいと思わないといけない。 石原辞めろネットワークを見てみよう。 しかし情けない。


2000.8.25 『脱戦争論』けっこう面白かった。日本の戦争に対しての対応のまずさは言語に尽くしがたい。これからのアジアの中で大きな代償を払って行くのだろう。日本国がこんな国(State)である事は残念だ。日本という国(Land,country)をこよなく愛する僕としては悲しい。僕の大好きな日本を踏みにじる日本とはどこまでも戦って行かなければならない。


2000.8.22負けないで、みんな。見知らぬ人からメールが来た。僕のNHK不払いのページを見てくれたのだそうだ。NHKの失礼な納得できない集金人の態度に腹をたて、戦いを続けている。この世界のどこかで、辛い思いをしている人がいる。なにかの役にたてたのなら嬉しい物だ。そして、そんなメールは僕の勇気の元だ!!負けないで、おかしいと思う事にはNOを言う勇気を!!


2000.814今年の御盆休みは今日だけだった。麻菜と近くのショッピングモールへいって来た。初めて食べる胡麻アイスにメロンソーダ、初めてのことばかりの人生は素晴らしいのだろうな。PowerBookが来た。G3-500MHZである。それに伴って仕事場のレイアウトを全面改装。プリンタがシリアルにしか対応していないから泣ける。ネットワーク対応のプリンタを買わないといけないんだろうなあ。時代はかわるのだろうな。


2000.8.6千葉すずさん、頑張ってくれてありがとう。どんなに孤独で辛かっただろうか。長いものに巻かれてはいけない!!労働組合の委員長だったとき、親会社がまるでゴミを扱う様に僕らを扱ったとき頑張ろうと思ったとき、僕は孤独だった。それを思い出した。不正に対して異を唱える勇気を持つこと。あなたの戦いは僕に勇気を与えてくれた。麻菜があなたの様に勇気と力を持った娘に育ちます様に。そして、あなたの健康と幸せを祈ります。


2000.7.31 ふと、wowow見てたら『ダンシング ヒーロー』をやっていた。何気なく見ていたら引き込まれた。今度映画のページにかこうっと。主人公のダンスの映画としてみても面白いが、家族の物語だと考えるともっといろいろな見え方がする。ヒロインの家族の物語、ヒーローの家族の物語、その両方が錯綜して、やがて、和解と共感のうちにクライマックスが訪れる。泣きじゃくってしまった。最近涙腺がもろい。 日本の『シャルウイダンス』が薄っぺらに見える。(それはそれで、悪くはないのですが...)